まだまだ夏空。。。暑かった京都。

 

 

嫁ちゃんから LINEが来た。

 

嫁『お母さん 弁護士さん紹介してください。』

 

離婚する事になったと言う嫁ちゃん。。。

 

 

 

ゆかまるは 旦那さんに聞いた。

 

『嫁が離婚するって言うてるねん。

 で、弁護士さんを紹介して欲しいって。』

 

旦那さんは とても優しく心強い弁護士さんと 快くしている。

 

色々とアドバイスをくれた旦那さん。

 

私は 嫁ちゃんと 

 

長い長いLINEでのやり取りを始めた。

 

 

 

『離婚』 は 長男から言い出してると言う。

 

嫁ちゃんは そうしたいならそれで良いと言う。。。

 

 

 

ただ ゆかまるは 離婚しないような気がしてならない笑い泣き

 

 

 

嫁ちゃんに いっぱい喋らして

 

とにかく ガス抜きをさせる。

 

旦那さんも 「話を聞いてやり。」 と言ってたし。

 

 

 

のんびり、シレッと。。。

 

寄り添いながら 共感しながら

 

嫁ちゃんに 吐き出させる。

 

 

色々と 吐き出したあと

 

嫁ちゃんの口から

 

『こんな事 言ったら怒られるかもやけど。。。』

 

と 前置きがあって

 

 

 

嫁『子供達も一緒に 死んでしまいたいと思ったりした。』

 

そう言った。

 

 

 

私『いや、別に怒らへんよ。

  育てて行くのも大変やし そんな気にもなるやろ。』

 

嫁ちゃんは 怒られなかった事で また話す。

 

嫁『私だけ 居なくなったらいいんかな。

  生きてたらアカン気がする。』

 

私『なんで アカン気がするんやろ?』

 

嫁『家族も守れへん。子供達に笑いも出来ひん。。。

  長男を怒らせてばっかりで 嫌われて。。。』

 

私『そうかな?守ってるやん。

  守れてへんのは あいつ(長男)やし

  怒っとるのもあいつの度量の無さやん。

  しかも 嫌ってるようには 見えへんで。』

 

嫁『でも もう好きじゃないって。。。

  女作って 私には暴言と暴力ばっかり。。。』

 

私『あいつ、泳がせて ガッツリ証拠握って

  女からも根こそぎ行こか。

  死ぬのは お前じゃ~って。』

 

嫁『私が居なかったら みんな幸せになるやん。』

 

私『そうかな~?気のせいやろ。』

 

嫁『生きてたらアカン気がするんやもん。

  生きてたいって思う事が欲しい。。。』

 

私『ん~。。。そやなぁ。死ぬのは勝手やけど

  せめて あの甘えん坊の末娘ちゃんが

  子供を産んで お母さんになるまでは

  ちゃんと守ったらなアカンかな。

  苦しくても苦しくても苦しくても、やな。』

 

嫁『。。。孫、見たいな。。。』

 

私『孫な~。むっちゃ可愛いでラブラブたまらん可愛い。

  これは 見ないと損する。』

 

嫁『でも そんな資格ない。。。』

 

私『その資格は 私でも持ってるし大丈夫。』

 

嫁『お母さんは 強いもん。絶対に折れへん。』

 

 

 

私は 若い頃 もう死んでしまいたくて

 

毎日 泣くしか出来ず しまいには 泣く事も出来なくなって

 

死のうと思った日の事を話した。

 

 

 

私『今でも 人生なんかどうでもいいって

  そう思う事ばっかりやで。泣く時はひとりやし。』

 

嫁『お母さん、そんな風に見えない。』

 

私『見せたらアカンねん。お母さんやから。

  子どもを産む覚悟って言うのかな~

  首だけになっても笑ってるって決めたし(笑)』

 

嫁『そんな風になりたい!』

 

私『もし、長女ちゃんが 死にたくなった時

  誰が助けてあげるん?嫁なら どうする?』

 

嫁『寄り添って 生きたいと思う事を見つける。』

 

私『それでも頑なに死にたいって言ったら?』

 

嫁『頑なに見つける。』

 

私『じゃあ 死ねへんなぁ~。』

 

嫁『。。。子供の事になったら こうなる。。。』

 

私『それでええねん。子供が救ってくれる。』

 

嫁『子供に守られてるの?』

 

私『守られて 守って、一緒に成長するんやで。』

 

嫁『それでも もし死にたくなったら?』

 

私『子供達に助けてってお願いしたらいい。

  全力で助けてくれるから(笑)』

 

こんな話を ず~~~~っとしてた。

 

 

夕方、嫁ちゃんから またLINEが来た。

 

嫁『離婚しないって 言って来た。』

 

私『は?嫁はどうなん?』

 

嫁『長男の気持ちが 全然分からへん。』

 

私『だから 言ってるやん。嫁が大好きなんやって。』

 

嫁『そんなん 伝わってこない。』

 

 

 

嫁ちゃんと長男は どこか似た者同士。

 

私は 嫁ちゃんに こう言った。

 

 

 

この先 フルで頑張って また嫁に夢中にさせて

 

それから ふってやる!!って 思っても

 

あいつが夢中になったら 嫁は幸せになるから

 

なかなか フレへんと思うよ(笑)

 

あいつ、今 『嫁ちゃ~んラブラブ』って キャピキャピ出来なくて

 

死んでるやろ?

 

二人共 死にかけてるのに 

 

虫の息で生き返っては 悪あがきしてる。。。

 

男は 落ち込んだり泣いたりしてたら

 

仕事が出来ひんから

 

自分を奮い立たせる事をしようとする。

 

女は 感情の生き物やし 男みたいには出来ない。

 

そこだけでも すれ違いが生まれる。

 

長男がしてる悪あがきは

 

嫁ちゃんとやりたい事ばっかりやろ?

 

お洒落して出かけたり 

 

カッコつけて サプライズしたり 

 

全部 ナルちゃん(ナルシスト)のワクワクやん。

 

子育て 家事 細かい人間関係

 

結婚して 狭い狭い世界で

 

毎日毎日 空すら見られへん忙しさって

 

所帯じみて見えて 

 

「なんか おもんない。なんか 変わった。なんか 違う。」

 

って ぶつかって ぶつかって

 

俺の女やった頃と違いすぎる!!!って 

 

子供も居るから うまく言えなくて

 

だから 分かって貰えなくて

 

情熱のやり場が無くて 死んで行くねんな~っ。

 

好きにしたらいい、とか

 

どーでもいいねん、とか

 

投げやりになっとるやろ?

 

自分なりに発散しようとしたら 邪魔されて

 

溜りたまってるから 爆発する。

 

でもな。

 

嫌いな人間に キレたり 怒ったりせぇへんで。

 

嫌いな奴となんか 普通は喋る気も起らん。

 

理想とか期待が 裏切られて

 

なんでわかってくれへんね~~~~ん!!!って

 

そんな感じちゃうかな。

 

でも 最終 脱力したら向き合って仲直りしてる。

 

あんたら 似たもん同士やん。

 

 

 

 

嫁『ほんまや。。。喪失感とかお互い様なんかな。。。』

 

そこで LINEは 途切れた。

 

 

 

はぁ。。。ちょっとは 落ち着いたかな。

 

 

 

男は 自分が一番しんどいと 思ってる生き物。

 

あれもこれもそれもどれも 次々と終わらない

 

女のしんどさは 楽なモノだと見下してる。

 

 

 

それを 「はいはい、見下しててくださいな。」って

 

思える様になったら 良いんやけど

 

若いとなかなか そうは なれない。

 

まだまだ 我は強い(笑)

 

 

 

いちいち 凹んでたら キリが無い。

 

しんどいしんどい 極限状態で

 

やる気が全く出ても来ないような 毎日でも

 

そんな顔なんか見せずに 

 

突然倒れて 困らせてやったらいい、ぐらい思って

 

やり切ってやればいいのに。

 

 

 

つまらん、って思ったら 

 

この”つまらん”のドン底を見てやろうと思えば

 

どこまでも つまらん事を見てられる。

 

 

分かって欲しいと 思う気持ちが 収まらなかったら

 

分かってあげるのを やめてみたらいい。

 

 

ケンカするのが嫌で 自分を抑え込んでたら

 

お皿に名前を書いて 粉々に割ってみる。

 

それでも足りなかったら ズボンや服を切り刻んでやればいい。

 

 

心で包んでくれなくて 大事にされてる気がしなくても

 

旦那さんって人は 毎日毎日 仕事して

 

繋ぎ合わせれば ドレスが作れるだけの万札を

 

私にくれる 良い人だと思えばいい。

 

 

 

私が若い頃

 

『若い頃は愛だの恋だのって 言うんや。

 お金が無かったら 愛も無くなるのにな。』

 

な~んて オバサン達が言っていた。

 

ゆかまるは 今でも お金より愛が欲しい。

 

 

 

 

欲しい愛を 与えてくれる人は なかなか居ない。

 

それに イライラしたり 落ち込んだりせず

 

この人の愛は お金なんだと思えばいい。

 

男の人は 「家族のために こんなに頑張ってるのに」

 

って よく言う。

 

お金が愛の証なら お金を愛せばいい。

 

 

 

お給料が少なかったら 愛が減ったと思ってやる!!

 

ぐらい思ってれば 良いんだし(笑)

 

 

ムカつく事も 嫌いになりそうな事も

 

原因は 言葉や態度。たいていは これ。

 

対話の出来ない 子供染みた嫌がらせに

 

いつまでも 大事な心を使ってる事なんか無い。

 

 

 

怒りに任せて 対話を大事にしない人は

 

相手が伝える真実を 認めようともしない。 

 

勝手な決めつけが 真実にされて行く。

 

『そうとしか思えない。そう感じた。』 と言って。

 

違うといっても 認めない。

 

 

 

この人は 私の心を知りたいと思ってないんだな、って

 

そう勝手に 判断してあげればいいと思う。

 

 

 

そして 真実でも無い事を 真実だと言わされる。

 

不機嫌をちらつかせて 脅してでも 言わせる。

 

自分だけが 納得して

 

自分が正しいと ふんぞり返り 勝ち誇るために。

 

それの 何処に愛があるねん

 

守るべき女に勝つ事が愛か???と

 

女は どんどん シラケて行く。。。

 

嫁ちゃんは そんな状態だ。。。

 

 

怒鳴る。黙る。切れる。吐き捨てる。無視する。

 

そうやって 精神的ストレスを与えて

 

心を弱らせて行き 自分の言いなりにさせる。

 

思うように 言いなりにならなければ

 

暴れて見せたり 直接 暴力を振るって

 

恐怖を感じさせてでも 従わそうとする。

 

分かってやってる奴と 自然にやってる奴が居る。

 

長男は 前者かな。。。

 

弱さをひけらかしてる。。。カッコ悪くて嫌になる。

 

 

 

 

 

 

「離婚」 の文字は 夕方以降見てないけど

 

嫁ちゃんは どうするんだろう。。。

 

 

 

まだまだ 浮き沈みして

 

また 死にたいなんて 言うのかな笑い泣き

 

 

 

しっかりせんか 長男。。。

 

いい加減 サルから人間に なっておくれ。。。