



投稿時代、
少女に人気の、漫画雑誌に作品を描いては送り
、批評を頂いてはまた、新しく作品を描いて、また出版社に送り、
光栄なことに、K談社と、S英社と、S学館のそれぞれの人気の少女漫画雑誌で、うちでデビュー目指しましょう!とそれぞれ、担当編集者がついてくれるも、
なかなか、プロ漫画家デビューができなかった、投稿時代…。。

人気の雑誌だと、一つの新人大賞に対し全国から漫画家を目指す人から、だいたい当時400作~600作くらいの応募がきて、
その、トップの賞を受賞しなければ、プロ漫画家として、デビューはできなかった。
人気で売れている雑誌ほど、当然、人が集まりデビュー出来る競争率は高かった。
ある年のりぼん新人漫画大賞に出したときは、
その年、上から準入選、佳作~と出て、
私はその時、二番目の佳作を受賞して、30万円の賞金と留守電付きファクシミリを頂いたが、
当時のわたしにとっては大金
2番目の受賞者だったのでデビューは出来なかった。
悔しかった。
当然のごとく、親には漫画家になることを反対され続けてきましたが、
たくさんの投稿を繰り返し、やっと小学館の少女コミックのまんがアカデミアで準入選を取り、プロデビュー出来たときは、ようやっと、認めて東京に出してくれました。
投稿時代なんと6年。
高坂ゆう香のペンネームも、デビューが決まった時、お茶の間でお母さんが一緒に考えてくれた。
しかし、つらく長い先の見えない投稿時代が長かったからこそ、
忍耐力?みたいなものもついたような気がするし、
ちょっとやそっと第三者にキツいことを言われようが
、あまり凹まなくなった気もするし、
かえって「もっと面白いモノをだしてやる!!

これは今になり非常に有り難いとおもう。
決められたページ数の中で、読者により、共感を持ってもらうためのストーリーの構成力や、キャラクター作り、締め切りにあわせ、早く描く訓練もできたのかも、とおもう。
先が見えないなかで、何かを目指して努力する。
イラストや漫画を描いていると、よく、
「好きなことを仕事に出来て、いいわね~!」
とか、
「絵の才能があって、うらやましい。」とか、いわれますが、
好きなことを仕事にする、ということは、
自分が心を込めて、全身全霊かけてやったことが、世間一般から全力で否定されけなされる可能性もある、ということでもあるし、
自分が選んだやりたいことであるからこそ、逃げ場なんてないし、
生活が苦しくなるなんて日常茶飯事だし、
そのときに、どれだけ、精神的に耐えられるか、ということでもあると思う。
そして。
何事も最初から、ぽんと出来るものではなく、
ある程度、下積みを重ね、
涙を流し、落ち込み、
たくさんの編集者さんの意見を聞き入れる
柔軟さを持ち、
時間も体力も費やして
思考錯誤を繰り返しながら、
やっと手に入れるものである…ということ。
絶対に、才能じゃない。
やめずに続けたものが勝ち。
才能のあるひとも世の中にはいる。
しかし、それは決して私ではない。
なら、前をみ続けて描き続けるしかない。
…なんて。えらそうな事を書いてしまいましたが、
私も、まだまだ、
修行中、勉強中でありんす…。。


ほんと…がんばらなきゃだわ!!
今の目標。
自分が今、描きたいテーマを、どうやったら世の中にだせるのか…
絶対にどこかに道はあるはず。
あきらめずに探さなきゃ。

…そんなことを考えながら。
モスカフェ。
カップケーキなんかもあるのね~…


知らなかった。
そうよ。
大学時代、モスバーガーが、そののち、
カップケーキを販売するなんて、
誰が想像した…?
一生ハンバーガーだけかと思っていたわ。
漫画以外にも、
いや、きっと、漫画家で闘ってきたからこそ
漫画も含め、
新しい挑戦。
新しいチャレンジ。
これからも体当たりでがんばっていくぞ!!