うん、うん、そうだね。 | はじめての小学校1年生ママ 応援コーチ〜広島〜             笑顔で「いってらっしゃい」と見送るママになれる 

はじめての小学校1年生ママ 応援コーチ〜広島〜             笑顔で「いってらっしゃい」と見送るママになれる 

私は小学校教員として17年勤めてきました。
1年生を担任したとき、
ピカピカの1年生の子どもの後ろで、
たくさんの不安を抱えているママさんがいることを知りました。
大きなランドセルを背負うわが子を笑顔で見送りませんか?
私があなたを応援します!

毎朝、8時は、テレビの前にくぎづけの私。

NHK朝の連続ドラマ小説「あさが来た」から目がはなせない。

あさの行動力、あきらめない心にも魅力があるが、
そのあさを影から支える新次郎さんにも注目中

どんな意見にも、
「うん。うん。そうですな。」と、
まずは受け止める。

共感する新次郎。



わが家の苦い苦い思い出がよみがえってきた。

ムスコくんが、まだ4歳ぐらいの時、水族館に連れて行った。
お土産売り場にあるペンギンのおもちゃを見て、
「これがほしいー。」と言ってきた。

また、はじまった!と思い、
「いらないよ。」
と強く言う母

「ほしいー。ほしいー。」とねだるムスコくん。
「いらないものはいらない。」と母

無理やりその場から、連れ出そうと、父親が
ムスコを抱えて、店の中から連れ出そうとした。

その時、

ガブッ

ムスコくんが、父親のほっぺたを思いっきりかんだ。

歯あとがくっきり



今となっては、笑い話だが、ずっとずっと忘れられない出来事


あの時、「これがほしいんだね。」
って、共感してあげれたら、
ムスコくん、泣いたかもしれないけど、
父親をかむことなんてなかっただろうな。



転んで、痛くて泣いているわが子に
「大丈夫。大丈夫。」ってよく言ってたな。

痛がってるのにね。

大丈夫じゃないのにね。

大丈夫かどうかは、私が決めることじゃないのにね。




子どもは、ただその気持ちをあたたかく受け止めてもらいたいだけ。

それだけで、満足し、安心するのだ。

「うん、うん、そうだね。」って。



ムスコくん、思春期にちょっぴり入っているので
話を聴くときには気をつけている。
ちょっと気をつけるだけで、それだけで、
胸の内話してくれるようになったような気がするなー

親としてアドバイスせねば!という気持ちが
時々ムクムク出てくるけど、
「うん、うん、そうだね。」って
笑顔で今日も子どもの話を聴こう。