ただ、ほめてほしかった・・・ | はじめての小学校1年生ママ 応援コーチ〜広島〜             笑顔で「いってらっしゃい」と見送るママになれる 

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私は小学校教員として17年勤めてきました。
1年生を担任したとき、
ピカピカの1年生の子どもの後ろで、
たくさんの不安を抱えているママさんがいることを知りました。
大きなランドセルを背負うわが子を笑顔で見送りませんか?
私があなたを応援します!

小1のムスメさんは、4月10日にある
ピアノの発表会に向けて、
ただ今がんばり中。

 
 
いつも友だちと5時まで遊んで、
5時半ぐらいから練習をはじめる。

昨日は、同じマンションのお友だちと遊んだので、
5時半まで遊んで、
練習をはじめたのが6時ぐらい。

お腹がすいているからなのか、
集中力がきれて、
なかなかうまく弾けない。



私も、発表会が近いということもあり、
ついつい口を出してしまった。



「ていねいに弾いたほうがいいよ。」

「今のところもう一回、
 弾いたほうがいいんじゃない。」



ムスメさん、泣き出した。




ついには、親子で言い合い。

「やりたくないなら、やめたら。」

「やる!」



でも、うまく弾けず、結局大泣き。



昨日の私は、感情的。

「やめてしまいなさい。」
と、激怒。

床に転がって、泣くムスメさん。





気持ちの落ち着いた夕ご飯の時、
話した。

「○○、泣いて疲れたね。」

「うん。」

「泣いてる○○見てるの、おかあさん、つらかった。
こんなことがないよう、明日から、
おかあさん、どうしたらいいかな。」


「ほめてほしかった。
おこるんじゃなくてほめてほしかった。」



「そうだね。そうだよね。」





そうだよね。

わるかったなーーー。

お腹すきながらも、がんばってたのにね。

ごめんね。




子どもは、

「いいね。じょうずだよ。」

「うまくなってきたね。」

「すごい。すごい。」

っていうおかあさんの言葉でがんばれるんだよね。

おかあさんに、ほめてほしいんだよね。



発表会も近いし、おかあさんがあせってたね。
いつのまにか、わたし、ピアノの先生になってたね。



教えてくれてありがとう。



夜寝るとき、

「おかあさん、大大大大大大大すき。」って。



涙がでたよ。

ほんと、ありがとう。