浴衣着て風が先行く並木道      しのぶ

 

八月が終はる手品のマッチ箱

 

道草に鞄重たし猫じゃらし

 

仏桑花太陽に影なかりけり     悠人

 

炎帝に行き場失くせる鴉かな

 

自己主張強き女よ凌霄花

 

 悠人3句目、もちろん妻のことではない。“足かけ”としてやっている別の結社の方々へのご挨拶である。茨の道だなぁ。。。