団栗拾ふ好きな数字の増えてゐる  しのぶ

 

明日のパン買ひに行く坂秋時雨

 

流星に泣きたくなりし鼻の先

 

 

方位針狂へる森や藤袴       悠人

 

理不尽と知りて快諾蜜柑剥く

 

悠人2句目、ビジネスマンあるあるだ。話す価値のある人には誠心誠意、説明し理解し合おうと思えるが、コイツは拉致がアカン…と思ったら、馬鹿らしくなって話す気も失せる。夜、思い返してはイラッとして蜜柑に爪を立てるのである。