(チャット欄に)「欲に勝てないんです」って、書いてありますけど。だから、食欲で食べるから病気になるんですよ。“信仰”で食べなきゃダメなんですよ。
吉野敏明
引用元:小麦粉の止め方、教えます! 花粉症、アトピー性皮膚炎、湿疹、各種アレルギー、線維筋痛症、過敏性腸症候群、クローン病、リウマチ、むくみ、副腎疲労…
よしりんは、「小麦粉をやめることで、花粉症やアトピー、湿疹、過敏性腸症候群、クローン病、リウマチなど、一般に“難治”とされるさまざまな症状が改善する可能性がある」と語ります。多くの専門医や研究者が認めない視点から、小麦粉(グルテン)摂取が体と免疫に与える影響、そして“完全にやめる”ことの重要性を、生活の実例や私見を交えて解説します。
1.小麦粉が抱える「見えにくい毒」
よしりんは冒頭で、「小麦粉が様々な病気の根本原因になっているのに、社会ではほとんど認知されていない」と語ります。
「例えば花粉症やアトピー、クローン病、それに過敏性腸症候群。そうした“病名”ごとに専門医がいても、『薬で対処する』ことしかできない。しかし本当に重要なのは“原因を断つ”ことであって、小麦をやめることで症状が消える可能性がある」と。
小麦粉に含まれるグルテンや、加工食品に含まれる植物油・添加物などが、慢性的な炎症やアレルギー、免疫異常を引き起こす誘因となっているのです。
2.コップ理論”:なぜ「少しだけ」ではダメなのか
よしりんは、自身の経験から「少しだけ小麦を減らす/控える」という曖昧なやり方では効果が出づらいと警告します。彼はこれを「コップ理論」で説明します。
「コップに水が満ちている状態が“病気発症ライン”。その状態でパンや麺などを少しでも口にすれば、すぐに溢れてしまう。」
つまり、小麦粉や添加物などの負荷が累積し、ある“閾値”を超えたときに初めて症状が現れる。だから「ほとんど控えている」「たまになら」と言って、たった一口でも食べてしまうと、体が反応してしまうのです。
彼は、「症状を根本から解消したいなら、丸3ヶ月間 “完全に断つ” 覚悟が必要だ」と言います。
3.実体験――断って見えてきた“世界”
よしりんは、自身もかつて小麦粉中心の食生活を送っていたと明かします。しかしあるとき、「体がだるい・肌が荒れる・アレルギーが悪化する」原因を自分の食に疑い、思い切って小麦粉を完全に断ったところ、数か月後から体調が劇的に改善したと言います。あんなに好きだったパンやケーキ――袋を開けただけで「あ、もうダメだ」と感じて捨てたほど、味覚や嗅覚、体の反応が変わったとのこと。
このような「小麦断ち/グルテンフリー生活」の経験は、多くの人が感じる“なんとなくの不調”と、小麦の関係を見直すきっかけになるのです。
4.なぜ小麦はこんなに問題になったか――歴史と加工の背景
よしりんは、小麦粉そのものが昔から問題だったと主張するのではなく、近代以降の“加工/品種改良”によって現在のような「高グルテン」「高添加物」「安価で大量生産可能」な形へと変質してしまったと説明します。
たとえばパンや白米の普及に伴い、食感をよくするためにグルテン量を増やす品種改良が行われてきた。こうした改良が、人間の体に対する負荷を高めてしまったのです。
また、一度手軽で便利な加工食品や菓子、ファストフードに慣れてしまうと、自分の“食欲の脳の仕組み”がそれに依存し、抜け出せなくなる。よしりんは、これは単なる“嗜好”ではなく“依存”であると表現します。
つまり、「そば粉・米粉などへの切り替え」「加工食品の見直し」は、「体質改善」のための重要な選択肢だったのです。
5.小麦断ちを成功させるための“やり方”
よしりんは、小麦断ち/グルテンフリーを実践するなら次のような覚悟と方法が必要だと語ります。
- 「たまに控える」「ほとんど控える」ではなく、 丸3か月、完全に断つ。
- パン、ケーキ、麺、加工食品、ファストフードなど、小麦粉・植物油・添加物が含まれる「箱・袋入り食品」を避け、できるだけ“素の素材”を自分で調理する。
- たとえ「たった一口」「たまになら」と思っても、それが病気を再燃させる可能性があると心得る。
よしりんはこう語ります。
「ちょっとだけ、っていうのが、全部を台無しにする。」
まとめ
この動画は、小麦粉(グルテン)を単なる主食ではなく、“現代人の体を蝕む見えにくい毒”と捉え、その断食とも呼べる「完全な小麦断ち」を強くすすめています。よしりんがこの結論に至ったのは、「たまたま症状が改善した」ではなく「再現性のある改善」を、何度も経験した事例があるからです。
もしあなたが慢性的なアレルギー、肌の不調、消化不良などに悩んでいるなら、一度3ヶ月間「完全断ち」に挑戦してみる価値は十分にあります。