ぎっくり腰になったことありますか?私も何回もありますよ。ぎっくり腰になったこともあるし、うちの従業員がぎっくり腰になったこともありますけども、あるいは患者さんですね。でもパターンが必ずあります。
吉野敏明


引用元:突然、しかも大事な時に限って「ぎっくり腰」になる… レントゲンやMRIでは異常なし、どうして激しい痛み? 答えは東洋医学にあった、ぎっくり腰の原因と対策を完全解説!

 

 

 

 

 



今回は、よしりんが「ぎっくり腰」の原因とその対策について東洋医学の視点から詳しく解説しています。ぎっくり腰は、西洋医学ではレントゲンやMRIで異常が見つからない場合が多い一方で、東洋医学では「環境適応能力」や「心の状態」、さらには食生活が大きく影響すると考えられています。特に、現代の食生活における「四毒」(小麦粉、植物油、乳製品、甘い物)が体に与える悪影響が、ぎっくり腰の原因の一つとして指摘されています。

 

 


1. ぎっくり腰の特徴と原因

ぎっくり腰は突然発症し、特に大事な場面で起こりやすい特徴があります。よしりんは、これが単なる偶然ではなく、精神的な要因や食生活が深く関係していると説明しています。

  • 西洋医学の視点

西洋医学では、ぎっくり腰は「急性腰痛症」として扱われます。レントゲンやMRIでは骨や筋肉に異常が見られない場合が多く、筋肉や靭帯の微小な損傷や炎症が原因とされています。しかし、これらの異常は目に見える形で確認することが難しいため、根本的な治療が難しいとされています。

  • 東洋医学の視点

東洋医学では、ぎっくり腰の原因を「水」の概念で捉えます。「水」とは、環境に適応する能力や柔軟性を象徴しており、これが低下するとぎっくり腰が発生しやすくなると考えられています。また、体内の「毒素」や「気」の滞りが、腰痛を引き起こす要因になるとされています。

 

2. 四毒がぎっくり腰に与える影響

よしりんは、現代の日本人の食生活における「四毒」が、ぎっくり腰を引き起こす大きな要因であると言います。それぞれの毒が体に与える影響は以下になります。

(1) 小麦粉
小麦粉に含まれるグルテンは、腸内環境を悪化させる原因となるとされています。グルテンは腸壁を傷つけ、腸漏れ症候群(リーキーガット症候群)を引き起こす可能性があるため、体内に炎症を引き起こします。この炎症が全身に広がり、筋肉や関節にも影響を与え、特に腰や背中の筋肉が硬直しやすくなると考えられています。その結果、ぎっくり腰のリスクが高まるのです。

(2) 植物油
植物油は高温で加工される過程で酸化しやすくなり、これが体内で炎症を引き起こす原因となります。特に、オメガ6脂肪酸の過剰摂取は、炎症性物質を増加させることが知られています。ぎっくり腰は、筋肉や関節の炎症が引き金となる場合が多いため、植物油の摂取を控えることが重要です。

(3) 乳製品
乳製品に含まれるカゼインというタンパク質は、消化が難しく、腸内で炎症を引き起こすことがあります。また、乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素が不足している人の場合、消化不良を起こしやすくなり、これが腸内環境の悪化につながります。腸内環境の乱れは、腰痛やぎっくり腰の原因となる可能性があるのです。

(4) 甘い物
砂糖や人工甘味料などの甘いものは、血糖値の急激な上昇と下降を引き起こし、体にストレスを与えます。このような血糖値の乱高下は、ホルモンバランスを崩し、体の回復力を低下させる要因となります。特に、ストレスが溜まりやすい状況では、甘いものの過剰摂取が腰痛を悪化させる可能性があるとされています。

 

3. 「四毒」を避けることで得られる効果

四毒を避けることで、以下のような効果が期待できます。これらはぎっくり腰の予防や改善にも直結しています。
 

  • 体内の炎症が減少し、筋肉や関節が柔軟になる。
  • 腸内環境が改善し、体全体の免疫力が向上する。
  • ホルモンバランスが整い、ストレス耐性が高まる。
  • 腰痛やぎっくり腰の発症頻度が減少する。

4. 心の鍛錬と環境適応力の向上

よしりんは、ぎっくり腰の予防には心の鍛錬も重要だと言います。よしりんも実践しているのが、「目の前の皿を洗う」ことです。「目の前の皿を洗う」という行動を通じて、精神的な強さを養うことができるのです。

精神鍛錬の実践方法

  1.  小さなタスクを後回しにせず、すぐに取り掛かる習慣をつける。
  2.  日常的に掃除や片付けを行い、心を整える。
  3.  自然に触れる時間を増やし、心と体のバランスを取る。

まとめ

ぎっくり腰は、体の問題だけでなく、心や食生活、環境適応能力が深く関係しています。よしりんは、「四毒」を避ける食生活の改善、ツボの活用、そして日常生活での心の鍛錬を通じて、ぎっくり腰を予防・改善する方法を提案しています。特に、四毒は体に慢性的な炎症や不調を引き起こし、ぎっくり腰だけでなく、さまざまな健康問題の原因となるため、日常的に意識して避けることが重要です。