うつ病は甘い物と植物油が原因。ストレスはきっかけに過ぎないです。

吉野敏明

引用元:「うつ病は甘いものと植物油が原因、ストレスはきっかけにすぎない うつ病と四毒の深い関係」

 

 

 

 

 

 

今回の動画は、一般的に「うつ病の原因=ストレス」と思いがちですが、実は“甘いものと植物油”が深く関係しており、ストレスはそのきっかけにすぎないというお話です。つまるところ食習慣を正せば、メンタル疾患とは無縁の生き方になるということです。

 

1.前提:ストレスだけでは説明がつかない

よしりんは冒頭、こう問いかけます。うつ病と診断された人、あるいはご家族にうつ病の方がいる方に聞いてください、と。「その方はお菓子・ケーキ・チョコレート・アイスクリームが大好きでしたか?」という問いです。チャットには「大好きでした」「エナジードリンク飲んでました」という声が多く寄せられていました。


よしりんは選挙活動をしていた時、ストーカーされたり、尾行されたりしていました。毎日出勤ルートや出勤時間を変え、警戒して生活していました。当時のストレスは計り知れないといいます。しかし、それだけストレスを抱えていたにも関わらず、うつ病にはなりませんでした。もしストレスがきっかけでうつ病になるなら、とうにうつ病になっているはず。つまり、ストレスが“きっかけ”であって“原因”ではないということなのです。

 

2.甘いもの・植物油が原因となるメカニズム

まず、「甘いもの(特に砂糖、加糖果物など)」。これを多く摂取すると、腸内の悪玉菌(クロストリジウムなど)が増え、善玉菌(ビフィズス菌、ラクト菌など)が減少します。善玉菌の代謝産物である短鎖脂肪酸(酪酸、プロピオン酸など)が減ることで、腸内細菌叢のバランスが崩れ、腸管バリアが低下⇒いわゆる「リーキーガット」状態となり、炎症や神経炎症が起こります。


さらに、ドーパミン(やセロトニンなど神経伝達物質)に関して、ドーパミン作動系の低下がうつ症状には深く関わっています。砂糖や加糖果物を大量に摂ることでタンパク質(チロシン・フェニルアラニン)などの代謝が阻害され、ドーパミン低下を招くという流れを説明しています。


次に「植物油(特にリノール酸などオメガ6系脂肪酸を多く含む油)」。これを多く摂ると、免疫反応を司る物質「TNF-α(腫瘍壊死因子アルファ)」が過剰になり、細胞を攻撃するなどの作用が生じ、神経伝達にも影響を与え、うつ症状・認知機能低下などにつながるという説明です。特に「パン・菓子パン・加工食品」で小麦+砂糖+植物油を同時に摂るケースがもっとも悪影響が大きいとのことです。

 

3.実践:何をどう変えればいいか

では、具体的にどうすればいいか。よしりんは次のように提案しています。

  • 甘いもの(砂糖・加糖果物・加糖飲料)を控える。果物でも糖度の高いものは注意。
  • 加工された植物油・菓子パン・コンビニパン・マーガリンなどを減らす。
  • 代替として、オメガ3系脂肪酸を多く含む青魚(イワシ・サバ・アジなど)を摂る。
  • 食物繊維を多く含む食材(若芽・昆布・ヒジキ・キノコ・山菜)を意識して摂る。これが腸内善玉菌・短鎖脂肪酸を増やす餌になる。
  • 主食は玄米+味噌汁+焼き魚+海藻+キノコという和食スタイルが理想。
  • 甘いもの・植物油を控えることで、ドーパミン・セロトニンの神経伝達物質低下・腸管・炎症の悪循環を断ち切る。

  
また、悲しいとき・うつ傾向が出たときにケーキ・チョコレートを食べるのは逆効果。むしろ青魚と玄米・味噌汁・海藻で整えるべきだ」という話も出ています。
  ちなみによしりんは「私は中学2年の遠足以来、チョコレートを食べていない(45年以上)」「甘いものを週12回でも多すぎる」と自分の体で証明しています。

 

まとめ

 

許すと二人の人が幸せになります。一人は罪を犯した人です。もう一人は罪を犯した人が感謝をすることによって許した人が幸せになります。

吉野敏明

 

人は誰しも過ちを犯し、誰かに許してもらった経験があります。だからこそ、他者を許すことが大切です。よしりん自身、昔は怒りっぽく許せない性格でしたが、四毒とりわけ、植物油をやめてから心が穏やかになり、スタッフのミスにも怒らずに対応できるようになったと語ります。

 

怒りや悲しみは体内の炎症や腸内環境の乱れによるもので、食生活を整えることで「許す心」を育てられます。許すことは、罪を犯した人を救うだけでなく、許す側の心も軽くし、双方を幸せにします。健康な体と心があってこそ、本当の愛と許しが生まれると言えるでしょう。