実はアルツハイマー病で症状が出始めてるのは、もう末期なんです。だから認知機能が衰え始めたらごめんなさい、治りません。無理です。
吉野敏明
引用元:なる前なら絶対に治せる!アルツハイマー病を引き起こす原因の食事とは?
今回の動画はアルツハイマー病についてですが、結論から言いますと、「アルツハイマー病は発症してからでは治せない」というのが現実です。よしりんは、発症前の段階でいかにして体内環境を整え、腸と脳の健康を守るかを強調しています。やはり答えは四毒抜きにあったのです。
1.アルツハイマー病は「なる前なら治せる」
動画の冒頭で、よしりんは「アルツハイマー病は症状が出てからでは手遅れ」と明言します。
認知機能の低下が見られた時点で、すでに脳のダメージは末期的であり、そこから完全に元に戻すことは不可能だと述べています。実際に、症状が現れるまでに30〜40年という長い時間をかけて病気が進行しており、若い頃からの生活習慣がそのまま将来の脳の状態を決定づけているのです。
2.「4つの毒」が脳を蝕む
アルツハイマー病や認知症の根本原因として挙げられるのが、言わずと知れた四毒です。
これらは体内で慢性的な炎症を起こし、腸内環境を乱すことで「リーキーガット症候群(腸漏れ)」を引き起こします。腸の細胞同士をつなぐタイトジャンクションが壊れることで、未消化の食べ物や毒素が血流に入り、免疫系を刺激し続けます。その結果、炎症性サイトカインであるTNF-α(腫瘍壊死因子)が増加し、脳の血液脳関門を破壊して神経細胞を攻撃。こうして少しずつ脳の記憶中枢「海馬」が萎縮していくのです。
3.「リーキーガット」とアルツハイマーの深い関係
よしりんは、「腸は第二の脳」であり、腸が悪くなれば脳も悪くなると説明します。リーキーガットを放置すると、グルテンやトランス脂肪酸、糖分の過剰摂取により腸内炎症が進み、結果的に脳炎症を誘発するという悪循環に陥ります。
これはうつ病やパーキンソン病、レビー小体型認知症にも共通するメカニズムであり、実際に腸と脳の健康は相関しているのです。
4.「もしアルツハイマーになりたいなら」
よしりんはアルツハイマー病について、「デール・ブレデセン著 アルツハイマー病 真実と終焉 "認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム」を紹介しています。この本をもとに、「もしアルツハイマーになりたいなら」という仮定をしており、そこでは、以下のような生活習慣が病気を招く典型例として挙げられています:
- コンビニ食やファーストフードを常食する
- 夜遅くの食事を繰り返す
- 甘いスイーツを「自分へのご褒美」として頻繁に食べる
- ミルクティーやカフェラテなど乳製品を多用する
- 睡眠導入剤に頼り、オートファジー(細胞の自己修復)を妨げる
こうした積み重ねにより、細胞内の老廃物が排出されず、ベータアミロイドが蓄積。結果としてアルツハイマー病が進行していくという流れを、反面教師をもとに警告します。
5.感情と食事の密接な関係
甘いものや油の摂取は、短期的にはドーパミンを放出してストレスを軽減しますが、時間が経つと逆にストレスホルモンが急上昇します。そのため、また甘いものに手が伸びるという中毒的サイクルを生みます。
この依存が長期的に続くと、感情の起伏が激しくなり、脳内の炎症が慢性化します。つまり、「感情の不安定さ」は「食の乱れ」の結果であり、精神の安定には油と糖のコントロールが欠かせないのです。
6.予防の核心は「腸を守ること」
アルツハイマー病の予防は、薬やサプリメントよりもまず「腸を整える」ことにあります。
和食中心の生活を心がけ、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取し、腸内フローラを健全に保つことで、脳への炎症性シグナルを抑えることができます。
さらに、加工食品を減らし、オメガ3系の良質な油(亜麻仁油、えごま油など)を適量摂ることで、神経細胞の保護にもつながります。
まとめ
あなたは順位によって生活しています。あなたは優先順位によって生活しています。幸せになりたいのなら優先順位を変えましょう。
吉野敏明
愛のコーナー名言です。
よしりん曰く、「幸せになりたいなら、その優先順位を“愛”を基準にして変えることが大切」。
たとえば、仕事の疲れで「帰ったらすぐ寝る」という人は、実際には肉体的疲労ではなく「精神的ストレス」から逃げたいという気持ちで行動している場合が多いです。そうではなく、「自分の体を愛する」という優先順位を持ち、自分の体をいたわる行動をとることが必要です。
どんなに疲れていても必ず風呂に入り、体を温めて血流を整え、老廃物を流してから食事や睡眠を取る。これは、自分の体を大切にしている証であり、「自分の体を愛すること」を優先していることになります。
よしりんは、自分の体以上に「日本人全体を愛している」と述べ、国民が健康であれば心も健康になり、社会全体が幸せになると信じています。そのために毎日配信を続け、「みんなに幸せになってもらいたい」という思いで行動しているのです。
また、日常の小さな行動の中にも「愛を基準にした優先順位」を持つことが大切だと説かれています。たとえば、汚れたマスクを拾うなどの小さな善行であっても、地球や人への愛から行動することに意味があります。小さなことができない人に、大きなことはできません。
最後に、よしりんは「自分だけでなく、みんなで幸せになる」ことを目指そうと呼びかけています。幸せになるためには、「愛を基準に優先順位を見直す」ことが何よりも大切であり、それが自分自身と周囲、そして社会全体の幸福へとつながるのです。