札幌はJ1でいかに生き残るか?~日立柏サッカー場編 | 競馬・北海道コンサドーレ札幌・横浜ビーコルセアーズと私

札幌はJ1でいかに生き残るか?~日立柏サッカー場編

日立柏サッカー場に行ってきました。もちろん札幌の応援。今期若い有望株と外国籍アタッカーやベテラン・中堅処がバランス良くまとまって首位をひた走る柏レイソルに対して、5連敗中の札幌はどう戦うか。




開門四時間前に着いて並ぼうと目論んだのも寝坊して水の泡、試合開始2時間45分前に到着した時には列は既に2列目真ん中より後ろ。時間つぶしと空腹満たしのため近くの珍来でラーメンを食べたりします。珍来はやや塩甘いところはありますが、安いし悪くない。粗挽き胡椒があると良いですね。

待っている間にいつも思うのは、古参とおぼしき連中が堂々と、それも甲高い声で下ネタを話している様が下品であるということ。確かに道民は下ネタに寛容かもしれません、が、札幌を応援するのは下ネタに寛容な道民だけじゃない。周りには親子連れもいました。下ネタは居酒屋でどうぞ。というわけで、イヤホンで耳を塞ぎます。

開門直前、入場を待つ札幌サポーターの列は最終的には6列に。赤と黒だから余計に目立ちます。








開門しまして上の方ではありますが、何とかゴール裏の中心ブロックを確保。








日立柏サッカー場はそれこそ20年以上前から来てますが、ゴール裏が仮設なのは全く変わりません。そういや25000規模の大改修の話はどこに行ったのか。考えてみたら毎年来てるな。










柏のアウェーは端から端まで開放してくれます。当日はゴール裏1100枚が売れたとのこと。日曜日のナイトゲームにも関わらず、よくこれだけのサポーターが集まりました。それだけ気合の入ったサポーターがゴール裏に詰めかけたおかげで、今シーズン僕のいたゴール裏としては磐田戦や鹿島戦並みに雰囲気のいいゴール裏になっていたような気がします。某有名サポさんも凄く喜怒哀楽を表に出していたくらいですから。今は連敗を続けてますが、やり続けていればいつかは報われるはず。それを信じて、我々は声を出し続けましょう。






チームとしては、ヘイスが復帰して、なんというか、もう別格の動き。運動量はないがパスコースをちゃんと消しに行っていたり、ボールは納まるし、アイデア持って正確に散らしてるし、これで完調じゃないんだから本当に別格。シーズン当初から攻撃はヘイス待ちと行ってきましたが、本当にその通りでした。後は怪我の再発だけは勘弁。ジュリーニョが筋肉系のトラブルでしばらく試合に出られませんから、ヘイスにかかる期待はますます大きくなります。

守備は個々のカバーリング部分にかなりの修正が加えられていたのと菊池の復帰がかなり大きく、根本的に鹿島戦と変わっていないながらもポジショニングを半歩詰められていたかなぁと思います。いつものように謎ジャッジにかなりひどい目に遭わされましたが、守備陣の気合の入り方は素晴らしいものがありました。ただ、後半ラストの、裏を取られるパターンは本当に何とかしたい。頑張っていたゲームだけに、2点目を取られた瞬間に珍しくY中さんがガクッと崩れたのを象徴するように、最後まで耐えきらないと厳しい。今年のチームは本当にやれているし応援のしがいがあるゲームをやってくれているだけに、一週間でここは詰めてほしい。守備は増川待ち、そして、チームのことを考えるとあまり言いたくないが、補強待ちです。ノノ社長も三上GMも決断の時です。






6連敗。降格ゾーンに入ってきました。しかしこれだけ負けてもまだ16位です。まだまだチャンスはあります。今年のゴール裏からは、ヤジやブーイングはありません。悔しさはあれども、今年ゴール裏に集まる札幌サポーターは誰一人諦めていません。『生き残ろうぜ札幌』。フロントもコーチングスタッフも選手もスポンサーもサポーターも、今こそ全員の力を発揮する時です。この日リハビリの最中柏に来てくれた深井が帰ってきた時にプレーする舞台がJ1であるためにも、札幌に関わる人全てがJ1で生き残るために一致団結しなければなりません。とにかくまだ16試合。半分も終わってません。みんなでやり切りましょう。清水戦、行ける北海道民は札幌ドームに行きましょう。