図書館窓口で、「厚っ」。
表紙を開いたら、貼り付けた帯にー
日露戦争前夜から第二次大戦までの半世紀、
満州の名も無い都市で繰り広げられる知略と殺戮。
わわっ、苦手、、
625ページ、思ったより読みやすかった。
ただ残虐な場面は絶句。
バツバツは絶命した。締め括りが簡潔で空しい。
日露戦争に勝ってしまった事が不運にー
燃料のない国が何を間違えて始めたのか?
民族に関係なく街の設計を描いていた者もいたのにー
君たちの後ろには、過去という名の一本道がある。
君たちの前には、未来という名の交差点ある。
過去と未来は、別の概念ではなく、同じ大地のなかにある。