俳優で歌手の武田鉄矢(65)が7日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に対して、40代から20年にも及んだうつ病の苦しさを明かした。

 武田に異変が生じたのは42歳だった1991年。「101回目のプロポーズ」で主演するなど多忙を極めたころだった。「体調の変化なんでしょうね。ちょっとうつ病っぽくなって、何をやっても力が湧いてこない」というのが最初の症状だった。

 そして「考え方が暗くなって、何週間か事務所が休みくれるとこれっきり仕事が来ないんじゃないか、とか」と、心理的にどんどん落ち込んでいった。

 メンバーや家族には、こんな状態であることは知らせなかった。海援隊のメンバー、千葉和臣がいま振り返っても「最近眠れないってのは言ってた」程度の認識だった。

 2011年には大動脈弁狭窄症にかかり、手術をして5週間入院、老いへの恐怖がさらに武田をどん底へと追い込んだ。
その際読んだ心理学者のユングの本に「人生は山登りに似ている。登った限りは降りなきゃいけない。登りっぱなしのことを遭難したという」とあり、この言葉で武田はやっと救われた。

 8日にリリースされるニューアルバム「去華就実~花散りて次に葉を茂り実をむすぶ~」の中の新曲「♪そうだ病院へ行こう」の歌詞には、これまでの自分をベースしたユーモアがちりばめられているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00000033-dal-ent


なるほど。

ボクはあまり悩みがなくて、ないわけではないのですけれど。
「悩みがない」より「悩まない」が近いですね。

ボクはボクよりも才能もあり努力もしている、エジソン、イチロー選手、孫正義氏、長渕剛さんなどなど多くの成功者たちは、すべてが順風満帆に成功しているわけではなくて、

多くの失敗や挫折を経験していて、それらを乗り越えて、成功へつなげているのだと思います。

なのでその成功者たちよりも才能も努力もしていないボクが、簡単に成功するわけもなく、失敗するのが当たり前だと思っています。

だからこそ失敗しないように最悪を考え徹底的に事前準備をし、最善を常に考える努力が必要なのだとも思っています。

結局は「やるしかない」わけなので、武田鉄矢さんはユングの書籍を読んで気づいたと言っておられますが、
なにを理由にしろ、自分の中での理由付けをきちんとして、うまくやるのではなく、今いる環境・自分の立場で全力を尽くす事が大切なんだと思いますね。





去華就実~花散りて次に葉茂り実をむすぶ~デラックス盤



自我と無意識 (レグルス文庫) ユング