puipuiモルカーの監督さんの作品「マイリトルゴート」期間限定で公開中です![]()
※子供に対する性的虐待や暴力の描写があります
「論理療法」を用いた「セルフ・カウンセリング」の技法の講義・演習。
1)事例1について(表 3参照)この事例はあるベテランの臨床看護師 Aさんが 「昔を思い出して書いた」という事例で、心電図が 理解できないことを医師から「それでも看護師か!J とスタッフのいる前で注意され、「恥ずかしい、悔 しい」という思いで「その場を出てしまった」、「と ても情けない気分になった」という場面である。 この場面の B (イラショナル・ピリーフ)を、< 別表 2>を参考にしながら検討していった。①ねばならぬピリーフとしては、「看護師として心電図は 読めるべきである。」②悲観的ピリーフとしては、 10 0医師のせいで私の看護師のプライドはめちゃく ちゃだわ。」③非難・卑下的ピリーフとしては、「こ んなこともできない私は全くダメな看護師だわ。J ④欲求不満低耐性ピリーフとしては、「医師という 職業をもっ人は立派で、あるべきで、人前で恥を掻かせるようなことするべきではない。」ということが 挙げられた。①、②、③についてはAさん自身で既 に挙げられていた。注意点にもあったが、できるだ けその時の感情が表出されやすくなるように、声に 出して感情を伴った表現にして確認した。たとえば ②ではすこし怒ったように声を荒げ、③では惨めな ように声のトーンを下げるなどの工夫をした。事例 提供者はその表現に対し、「そんな感じです。」と言 葉にしたり領いたりしながら、その時の感情や行動 を想起していた。しかし④欲求不満低耐性ピリーフ 「医師という職業をもっ人は立派であるべきで、人 前で恥を掻かせるようなことをするべきではない。」 というピリーフについて意識しておらず、講師の発 したこの言葉によって「そう思っていたと思いま す。」という新たな気づきが得られた。 そして D (論駁、 Bの修正)では、そのピリーフ を維持することで、「自分の看護師としてのプライ ドが守られる」が、現実的に考えると「看護師はすべての心電図を読めるにこしたことはないのであって、論理的に考えると「自分が勉強不足であるならば、もっと学びを深めていけばよいJのである。 また医師という職業は立派な職業ではあるが、「医 師でも人前でどなることもあるかも知れない。 といった現実を確認できた。その結果Aさんはシェア中「あ一、スーツとした!と大きな声を発し、用 紙にも「相手(医師)のことを考えられるようになり、ほっとする。すっきりする。」と記載されていた。 そして思考としては「自己啓発の大切さ」が認識さ れ、「相手のことを考えると楽になる」という感じ 方を再認識し、コミュニケーションが楽になるという新たな行動が確認された。 Aさんは感想として「論理療法の演習はとても難 しかったが、物事の考え方・感じ方で気持ちが楽になれ、よかった。ただ独りではなかなか直ぐにはできないかな。本日の体験で今までのつまった気持ちがスーツと通りました。日頃にも活用できる。楽に生きようー。」と述べていた。2) 事例2について(表 4参照)事例 2は中堅の看護師 Bさんが、「この状況を何とかしたくて、この研修に参加した」という事例で ある。新しい看護体制導入に向け、会議を重ねて案 を練り説明したのに、スタッフからはブーイング。 仕事が多忙な理由も新しい看護体制のせいにされた。 苦労したのに否定されてショックだったし、頭にき た。スタッフからの苦情も聞き、何回も改善策をチー ムで話し合ったのに、文句を言うなら自分で改善策 を提示して欲しいとさえ思った、という場面である。 同様にこの場面の B (イラショナル・ピリーフ) を検討した。①ねばならぬピリーフとしては、「私 が委員だから率先してやらなければならない。11 人で解決すべき、 l人で立派に改善策を提案すべき である。J②悲観的ピリーフ、③非難・卑下的ピリー フは挙がらなかった。④欲求不満低耐性ピリーフと しては、「スタッフはチームで決めたことには従う べきである」ということが挙げられた。特に「一人 で解決すべきであるJと思っていたし、他の人から も以前指摘されたこともあり、ここにこだわりを 持っていたということが明確化された。 D (論駁、 Bの修正)では、そのピリーフを維持することで、「自分の『責任感は守られる」し、 もちろん「一人で解決策を提示できるに越したこと はない」が、現実的・論理的に考えると「病棟の問題を一人で抱え込まなくてもいいし、自分の考えや 感情を表出して解決策を練っていけばよい。」のであり、「仕事は自分一人でやる必要はなく、病棟の問題を解決できないのは私ひとりのせいではない。」 のである。「自分を表出することで、自分の葛藤を 理解してもらえ、働きやすくなるし、もっと新しい 改善策が提案されるかもしれない。」と修正された。そして新しい思考として「もっと自分の考えを表出 して良いし、相手を頼ってよい。相手を信じる。」 としている。ここでは思考のところに記載している が、内容としては、次の感じ方の変化に当たると考 えられ、「相手を頼ってもいいのだ。Jr信じられる。」 といった感じ方の変化が認められた。新しい感じ方 として「自分だけで解決しようとせず、他人の意見 も聞いてみよう。他の病棟の動き、解決策を聞いてみる。」というように行動の広がりが感じられた。 Bさんは最後の感想として「自分をみつめ、考えるきっかけになった。自分の,思考パターンを理解し ているつもりだったが、隠れた思考パターンを知ることができてよかった。現場で活かしていきたい。」 と述べていた。 またその他の受講者の感想として、「楽しく、役 にたった。といった意見が多かった。内容は表 5 のとおりである。
内気と不安を軽くする練習帳 (原書名:Overcoming shyness and social phobia)
社交不安の認知行動療法について、非常に丁寧に書かれている本。
「練習帳」の名の通り、社会不安を克服するためには地道なトレーニングが必要ですが、ひとつひとつ章立てて書かれているので、段階的にステップを登っていけます。自分の思考や行動を記録していくやり方の説明も明確でわかりやすく、具体的・実用的で、読むと励まされる本です。
人前で話すのが苦手、緊張して上がってしまう、自然に人付き合いができず、社交をつい避けてしまうという状態は「社交不安障害」と呼ばれる。もっとも頻度の高い精神的な困りごとの一つで、有病率は一割を超える。しかし、自分を縛る不安の正体を知って、有効なトレーニングを積めば、改善は十分可能だ。実際にカウンセリングセンターで使われるプログラムを紹介しながら、克服の方法を実践解説。
対人関係療法でなおす 社交不安障害 自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか
具体的な治療法、不安にとらわれるメカニズムの解説などを解説した、SAD治療の入門書的な本。
わたしは数年前にこの本を読んだことがきっかけで治療につながれました。
ではでは![]()









