神経内分泌腫瘍研究会の市民公開講座に参加。

体調が悪かったので布団にくるまりながら。こういうときZOOM形式はありがたい。

 

最後の質疑応答を中心にいろいろ学べたのですが、小林規俊先生のお話ですこし印象に残ったことが。小林先生の所属している横浜市立大が、PRRTの保険承認前に熱心にバーゼル大に患者を紹介し、日本への導入を頑張っていたという話は以前から知っていたのですが、横浜市立が患者の紹介をはじめるよりもまえに、PRRTを受けてブログで情報発信をしていた海外の日本人の方がいたんですね。それを受けて、PRRTを受けるべく動き回った患者たちがいたとか。

まず先に患者の動きがあったのか、、と思うとなんだかとても感慨深い。おそらくこの方かな、というブログは見つけたのですが、当然確証はなく。僕のブログはふらふらと勉強メモだけを書き綴っているものにすぎませんが、先陣きって治療を受けそれをきっちりブログで周りに伝えた人、それを受けてすぐに動き医者に尋ねた人、さらにその想いをうけて医療従事者としてやれる限りのことをやろうとした人。バトンが渡されていったのだなぁ、と公開講座の本筋とは関係ないところでジーンとしていました。

 

勉強の方でもちょこちょこ新たな学びが。工藤先生が言われていた機能性と非機能性の話なども初めて知りました。また森實先生の口からNETestへの言及が。前から興味津々だったので、うまくすすむといいなぁと思います。

 

質疑応答コーナーでは、事前に送ってた質問が多分すべて読んでもらえ、プロから答えをきくことができました。ラッキー。

布団のなかでぼんやりとしながら聞いた感じですが、有意義な時間でした。