今日からいよいよエリザベートのガラコンサートのリハーサルが始まるルンルン


そんな時にふと姉から、私が以前受けたインタビューの記事が送られてきた!



改めて読んでみるとなかなか言いこともちょっと偉そうな爆笑!?ことも書いてあるかな!?ぷぷ笑


と言うか
こんな経験を今、万が一してたり、周りにそんな感じの人がいるから助けてあげたい❕と思う方々の少しでもこの記事の1文がお役に立てたらなぁーと思い、このブログを通して自分の話した記事をここにメッセージとして書いておきたいなと思う!





必ずどこかにあなたの味方がいる!

「どん底」のときに忘れないで欲しいこと~



2002年宝塚歌劇団を退団し、今は舞台や声優
など、色々なことに挑戦させて頂いていますが、ここまで来るには幾度かの逆境も経験しました。
16年の宝塚生活の間には「ここから抜け出そう。もうやめよう」と思ったことも、実は何度かありました。
中でも1番苦しかったのは、宝塚に入って8年~9年目の頃でした。

劇団内での人間関係がうまくいかなくなってしまったんです。そうなったのは、自分が組織にそぐわない性質だったことも関係していたと思います。

小さい頃から曲がったことは許せず、正義感がとても強い子でした。
自分が納得いかない事に対しては、相手が誰であっても首を縦に振ることは出来ないし、媚もうれない。

でも、会社でもそうだと思いますが、組織の中では私のような「イエスマン」になれない人は周囲から叩かれやすいんですね。
例えば、大先輩や演出家の先生から「こうしなさい」と言われても、間違ってると思ったら「それはおかしい。出来ません。」とはっきり言ってしまうんですね。そういう私の行動を心配して「またそんなことをしちゃったの」と指摘してくれる人もいましたが、私にしてみれば「間違ったことはしていない。相手が勝手にそういうふうに理解しているだけ」という感じなんです。ところが相手ににしてみれば面白くないんでしょうね。次第に、周りから陰口を叩かれたり、仲間外れにされたりするようになっていきました。
その状態を言葉で表せば、どの世界でもあるような「いじめ」の一言で終わってしまうかもしれません。しかし言葉の暴力というのは時に陰湿で、誰も信じられなくなり、人が怖くなってしまったのです。







何度も自殺を考え、ベランダに立った…


最も精神的に辛かった時など、稽古場に行くと、カラダの震えが止まらなくなって、とめどなく泪が溢れてきました。劇団の人たちと目が合うだけで「おまえが悪いんだ」「あんたは必要ないんだ」と責められてるような錯覚を起こしてしまうほどだったんです。
その頃稽古していたのが、ミュージカル『エリザベート』でした。皇太子ルドルフ役をいたきましたが、自分を追い詰めるような役柄だったんです。「誰も僕をわかってくれない」「生きるあてもない」と言った台詞を毎日言ってるうちに、その時の自分自身の孤独で追い詰められて状態と重なり、ストレスから声が出なくなってしまいました。
ミュージカルなので、声が出せずに歌えなくなってしまったら、すぐに役を降ろされてしまう。でも大好きな役だから他の人には譲りたくない。そんな思いから、お医者さんに相談して副腎皮質ホルモンを処方してもらい、何とか声が出せる状態になって、無事初日を迎えました。
しかし、精神的に限界にきていたところに、薬の副作用もあって自律神経の調子がおかしくなり、内臓も壊してしまったんです。
完全に心のバランスを失い、公演中であるにもかかわらず、何度も自殺を考えました。家に帰ってくるとベランダに立ち、地面を見つめていたんです。そのたびに私の様子がおかしいことに気づいて東京から出てきて泊まり込んでいた姉に「バカなことをするのさやめなさい」と止められました。「こんな苦しいのに、これ以上頑張って生きろなんて、死ねと言っているようなものよ」そう言って、家の中で包丁を振り回し、自分をきずつけようとしたこともあります。
そしてついには、ドクターストップがかかり、その後に予定していた小劇場での公演は、休演することになってしまいました。


譲れないものは、守り通していい!


しかし、休演をしたことで、心も体も休めることができ、自分と向き合う時間を持つことも出来ました。
私は昔から何かあると、自分をとことん追い込んで、どん底まで突き落として、そこからはい上がってきた。その時も、ますば「なぜ、自分がこういう状況になってしまったのか」「どうして、自分は周囲に対してこういう風に振る舞ってしまうのか」といったことを自分に問い続けました。その原因を自分の中に、そして、周囲の中に探しました。
その結果、自分が何かを変えない限り、この逆境からは抜け出せないことに気付いたんです。








しかし、自分を変えると言っても、譲れない部分もある。自分の間違っていたところはどこなのか、絶対譲れない大切な部分は何なのか。自分の中でそれをふるいにかけていくうちに、これからどう進んでいけばよいのかが、ようやく見えてきました。
「周りの人、皆とうまくやろうとするから、自分が追い詰められてしまう。仲のいい人とは普通に付き合えばいいけど、そうでない人とは離れてもいい。そして自分をしっかり持とう」と決意したんです。
自分を持って、強くなれば、誰からも何も言われなくなる。そのためには、とにかく実力をつけなければならない。力をつけて、自分に自信を持てば、人から何を言われても「私は平気だ、大丈夫」と思えるはずだと気付いたんです。


苦しい体験をするほど、人は優しくなれる!


休演中に、苦しそうな私をみて、友達がかけてくれた言葉も、どん底からはい上がる、大きなきっかけになりました。
「あなたは人に夢を与える仕事をしているのよ。それは誰でも出来る仕事じゃないよ。もしも、何か嫌なことがあったら私が何でも聞くし、絶対助けるから…」
その言葉に、自分は一人きりではないことを実感しました。
また同じ頃、ある演出家の先生からは「今度、君にこの役を考えていたんだよ。いいものを持ってるんだし、もう少し頑張ってみないか」と声をかけてもらったりもしました。
そう言った周囲の温かい言葉には、とても励まされましたね。
「こんなダメな私でも、求めてくれる人がいる。もう一回、宝塚という世界で、やれるところまでやってみよう」
そう思えるまでに、心も体も元気を取り戻していきました。そして入団から16年かかってトップになり、ファンの方々に喜んで頂くこともできました。
あの苦しい経験を乗り越えたことで、自分ひとりで生きていくという覚悟ができました。そして何よりも、人の心の痛みがわかるようになりました。今では、苦しんでいる人を見ると、自分のことのように心配になって、色々話を聞きます。
苦しい経験というのは、すぐに目に見えるような成果は出ないかもしれません。でも、私のこれまでを振り返ってみると、逆境を乗り越えた後には「あの経験がプラスになった」と思えるときが、何かの折りにふと、必ず出てくるものです。それが自分を支えてくれる。苦しい現実から逃げ出さずに、きちんと向き合ったことで、自分のどこかが確実に成長しているのです。
悩んでいるときは、とても苦しくて辛いけど、きっと必ず、どこかであなたの味方がいるということも忘れない。そうすれば、逆境に向き合う勇気も出てくると思います。


以上でした。


どうやら今から12年くらい前のインタビュー記事らしいです!!



今は新たにちょっと学んだこともあるから、
こんな言い方はしないだろうなーと思って読みましたが、根本は変わってないです!!笑


この記事を今の自分が改めて読んで、一番言いたいのはやっぱり


必ずあなたの味方はいる!





このインタビューの題になったことが一番言いたい!!


そして
私もいつも大切な友人たちの味方でいたい!!


改めて自分の記事をこの時期に読めてよかったなー

今日からエリザベートのガラコンサートの稽古ですルンルン
このエリザベートのルドルフで毎日死を考えていたあの時期のようにはならないけど、あの時の気持ちを持って取り組んで行きたいと思いますウインクキラキラ