おはようございます。

 

昨日、清瀬でindex:黄色の書を開催しました。

隣の街だし大学時代を過ごした土地なので

よく知っている場所なのですが

なんだか、新鮮だった!

 

 

会場の窓辺に鳩がいました。

おしゃれなデザインなのですよね。

 

さて、私2018年11月に黄色の書を開催したのだけど

その時参加できなかった方からのリクエストで

1月平日開催も組んでいたのです。

 

このたった2ヶ月の間に

ししょーの中でいろんな心境の変化もあったようで

かなり微調整がかかったバージョンでした。

私は2回受けられてラッキーだったなウシシ

 

タイトルには

「武術としてのindex」

とついているけど

参加して下さった方がアンケートで

「身体的な動きから精神的なものまで

精度をあげる技術!?であると思いました」

と書いていたのね。

 

講師殿は武術をずっとされてきたから

「武術として」

と応用しているけど、

つまり、何か極めたことがある人は

おそらく、この境地を知っている。

 

すごくざっくりとまとめてしまうと

「自分の肉体という個性を含めて

いかに、リラックスして、エラーを少なくして

最大のパフォーマンスを出せるか」

ということだから、これは演劇をしていた時に

私が散々トライしてきたことでもあり

(あまりうまくはできなかったけど)

その経験を生かして、介護の仕事10年で

自分なりに構築してきたことでもある。

 

だから、武術のお勉強、ではないんですよね。

でも、昨日私がひとつ、自分でも

「そこが普通の女性と私の違い」

と気づいてしまったことがあってね。

 

 

この作品の中で

「どんなに信頼関係があろうと、
絶対に力で勝てない相手っていうのは
怖えーんだよ

お前が男なかぎり

女はいつも怯えてる」

という台詞があるんだけどね。

 

私ね…

ないの。この感覚。

 

基本的に、信頼関係のない異性に近づきません。

距離を必ず取る。

そもそも、信頼ベースでしか人間関係を作らないので

リスペクトできない人は、男女問わずスルー。

 

そして、信頼関係のある異性には

もし万が一力でねじ伏せられることがあったとしても

「しょうがない

私が信頼するって決めたんだ」

という覚悟があるので、

怯えるっていう感覚が分からないんだ。

いつか牙を剥かれるかも?

という可能性は、あるんだけど

そうなったらその時よ、くらいの感じ。

 

まあ、だから強いのかもしれない。私。

痴漢、あまりあったことなかったし

何度か会った時は撃退しちゃったし汗

 

ししょーに武術で勝てるとは到底思ってないけど

負ける気がしてないってのもあるな。

勝つのと、負けないのとって微妙に違うよね。

 

ただね。

これも私がたまたま、この作品の

仁那みたいな体験をしていないからで、

そんな目にあったら怖くなるよ。身構えてしまう。

私に隙がなくて、そういう体験にあう人が悪い、

ってことでは決して、ないです。

女性を性の道具みたいに見ている価値観が

どこかにある以上、女性であるというだけで

いつどんな被害にあうかの危険性とは隣り合わせだ。

ししょーがいつも、どの講義でも憂いているのは

このことでもあるしね。

 

だから、この

「さよならミニスカート」は

無関係な女子はいない

という帯のフレーズの通りなのだ。

女の子がいるお母さんはもちろん

私のように男子2人の母としても

自分の息子達がそのような視点で

女子を貶めないように、話をしていく必要がある。

 

ちょっと話が逸れちゃったけど

講師殿がこの講義の最初で話す

「修羅」

たぶん、私、ほとんどない。

けど、それと強さ、あまり関係ない。

むしろ、地道に鍛錬してきたか?によって

強さは変わるように思う。

 

そもそも、今、私の中に

勝ち負けっていう概念もないんだよなあ。

その時の両者のバランスでしかないっていうか。

 

そうそう、それと、この黄色の書の冒頭で

師弟関係の話を講師殿がしてくれるんだけど

今回、この記事を講師殿に伝えたら

「うん、重なるね」

とのことでした。

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/yowami01

 

講師殿は

「武術を学べば人格形成が素晴らしくなるのではなく

師弟関係がよい関係になれば、何からでも身につく」

と話していたけど

 

師弟関係において何より大切なのは、

弟子が常に『能動的な姿勢』でいることです。

弟子志願の瞬間から、マニュアルがない

実践型の学びがスタートしますので。

 

と志の春さんも話しているように

自分がやりたいことを見極めた上で

師匠を選び、なおかつ自ら積極的に

学ぶという姿勢があれば

どんな分野でも同じなのだと思う。

 

今、うちの長男がピアノの先生と

とてもいい関係を築いていて

きちんと練習することや

しなかったらどうなるか

レッスンや発表会に臨む姿勢はどうか

プロセスを大切にできたか、など

丁寧に学んでいっているのを見ると

武道やスポーツじゃなかったんだな、この人は

と思います。

 

あ、さっきの記事

「承認欲求は師匠で満たせ」

というタイトルだけは

わたし的にいただけないけど(笑)

僕はだれでも師匠になりうるとも思うんですよ

という志の春さんの言葉には大きく頷きます。

 

 

こうやって写真でみると

型の美しさっていうのを感じるわけです。

相手を倒すからとかじゃない。

自分の身体をエラーなく使えることの素晴らしさ。

 

今回から、よりindexの感覚に寄せて

「indexの講義の時に感じた

あのリラックスのイメージ」

を、てっぺいさんなりに参加者に分かりやすいように

盛り込んでくれていて、11月よりさらにシンプルになったかな。

さらに、indexとのつながりがはっきりと見えた感じがする。

 

武術を学ぶためのものじゃなくて、

あくまでも「index」というリラックスのモードが

世界に対して自分をひらく

外側に軸を置く

ということとリンクして、

勁を鍛えたらリラックスも深くなるよ

武術で強くなるためじゃなくてね

と、意図がindexの方に向けられるように

改善されてました。

 

うん。

相手との気を合わせたり

お互いが自分の素の質を出してしまっていても

調和できるラインを見つけるのに

勁を鍛えるのが役に立つなら

みんな、スワイショウするね(笑)

家庭円満、恋愛成就、世界平和のためだよ。

武術のお稽古っぽい感じだと

めんどくさくなってやらなくなるかもあせる

 

私は昔は身構えて自分を守るくせがあったけど

今は、上で書いたような感じなので

自分が信頼した人に何されても、

それは自分が決めたことなので

傷ついたとしても大丈夫と思ってます。

むしろ、いつか裏切られるかも!

という選択肢を心のどこかにおいておくと

条件がついちゃうし、壁を作るから。

 

でも、これでどんな人間関係も押し切ると

シャッターを無理やりこじ開けられた

と感じる人もいるんだよね。と分かってから、

そこは気をつけてます。

自分の在り方は変えないけど

距離感は勁でいい位置に持っていけるように

なった気がする。

 

昨日も、講師殿は

「自分は正しくできてるのかな」

と迷ったり、緊張したりしている人には

ちょっとユーモア交えながら

近づいてみたり、引いてみたりしてましたね。

 

昨日の受講生さんはみんな体感覚が

しっかりしていて、わかりません~

みたいな方はいなかったので

終始、和やかでした。

 

 

この講師殿の表情はちょっとずるいな(笑)

まったく自分が緊張してない、この感じで来られたら

こちらもリラックスモードに持ち込まれるね。

 

基礎ってつまんないから

枝葉末節に弟子は気を取られていくんだけど

でも、やっぱり、まずは基礎訓練なのですよ。

日々、地道にスワイショウ。

 

皆さまのご感想

 

・今日も面白かったです。ありがとうございました。

人に対して心の中で壁を作ってしまうことはわかってましたが

今日受講して、身体もいつも身構えてしまっているのかなと思いました。

この身構えてしまう癖をスワイショウで変換できたら、

したいと思います。

 

・2回目の受講ですが、よい復習になりました。

ゆるむことの大切さがより深く実感できました。

沈墜勁と聴勁の教え方が変わっていましたが、

より実際に役に立てやすくなっていると思いました。

 

・「マニュアルとは何だ?」「これをやっていいんだ!」「できた!」

が内から起こった想いです。

またもや自分の中に風穴があきました。

肉体を持って生きるのに、これを知ってるといいですね!

シンプルでかんたん!

 

・とっても楽しかったです。

体調も良くなってきたように思います。

参加して良かったと思いました。

日々の中で役に立つと思いました。

コミュニケーションが大切な仕事をしているので、

べすとな環境が作れたらいいなと思いました。

 

・「武術として…」ですが、身体的な動きから精神的なものまで

精度を上げる技術!?であると思いました。

基本として、自分のヒーリング力をためていくことが、

すべてに応用がきくのかなと思います。

いろいろなテクニックのある中、基本や核となる技術や知識を

深めていくことが、応用力のすばやい適応につながるのだと思いました。

 

・接客の仕事において、無理難題を強気で言ってくるお客様にあたると

緊張してミスをしてしまうことがありましたが、

そこのコントロールがずいぶんうまくできるようになり、

結果、スムーズにいけるようになりました。

 

・みんな受ければいいのに!

普段の生活、仕事、学校でね。

1回目の受講ではぼんやりだったけど今回のはシミシミでした。

最初の「師」と「弟子」の関係って、そだなあ~と。

バージョンアップして、分かりやすいです。

仕事や私生活で使わせてもらいます☆

スワイショウ、いいですね!

1回目の時は、沈墜勁が眠かった…

今回は推手でおきました(汗)

 

・人混みで勁発動すると

「ここを通れば大丈夫」

のラインが、線のように見える時があります。

結果、池袋の人混みを高速移動が可能。

もちろん、人にぶつかることはありません。

 

 

そして、私の強さのひみつパート2は

やっぱり、西の魔女が死んだ式魔女修行

日々、実践しているからということはよく分かったウシシ

まだまだ、ししょーの弱点を見切ることはできないが

ちっとは自分なりに成長してるのは自覚できたしね。

 

てっぺいさん、参加して下さった皆さま

ありがとうございました。

 

お読み下さいましてありがとうございましたクローバー

 

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