もう一つの問題
それは、歴史。
グノーブルのカリキュラムでは、新5年(4年の2月)から歴史がはじまる。調べてみると、既に室町時代まで進んでいる。
うちは、主に四谷大塚の予習シリーズで学習してきたので、歴史は5年後期からの予定。まだほとんど手をつけていない。
時間の関係から演習問題はやらず、テキストのみ進めることにした。歴史は嫌いではないらしく、思ったより楽しんでくれて良かった。
ただ、スケジュール的に厳しく、鎌倉の前半まで、大まかにしか進められなかった。しかも、漢字も曖昧な状態…。
完全にチャレンジャーだ
エレベーターに乗れない
入り口で係の方から部屋番号を教わり、エレベーター前で別れた。校舎から出る前に振り返って見ていると、なかなか乗らずに不安そうにしている。
(なんで、エレベーターに乗らないの?)
(だって…◯×▲□◯▽?)
理由は分からないが、とにかく様子がおかしい。仕方なく、エレベーターの方に戻る。
「どうしたの?702(仮)だよ。」
「だから… だから… 702って何階なの?」
「えっ、7階でしょ…。まさか…。3601は36階だよね?」
「そうか。7階か。」
時々本当にびっくりさせられる。残念だけど、こういうことがたまにある。
大丈夫かな…。
テスト後
「歴史がたくさん出たよ。隣の席の子は、歴史をやっていなかったんだって。」
「サピも四谷系も日能研もまだだからね。どのくらい出たの?」
「8割くらい(ゆうくの主観)。室町も出たよ。」
「もうちょっと地理が多いと思ったけど、読みが甘かった。」
「難しかったけど、やりごたえがあったよ。」
「そう思えるなら受けてよかったね。歴史の勉強を始めるきっかけにもなったし。
ところで、今日はママに付き合ってくれる?」
「もちろん。銀座に行くんでしょ。ぼくが好きなお寿司とママのお買い物。にゃんこはその後でいいよ。」
今回初めてのグノーブル。
結果はさておき、この体験をさせたかった。
それに、難しくても頑張り抜いたときの笑顔も見られた。
公開実力テスト 結果
2023.7.9
グノーブル 小5 公開実力テスト(7月)
4科目 58位/840名 偏差値 64.7
2科目 61位/840名 偏差値 63.9
外部生は17名程度=840名−823名(6月グノレブ)。最近、説明会の度にチラシを配っているし、バナー広告にもよく接触するので、外部生も多いと思ったがそうでもなかった。
「算数。また、ミスしちゃった。」
「今回は平均回帰だね。歴史に時間をかけ過ぎて、算国理をなおざりにしちゃった。」
「うん。」
「この前はたまたま上手くいったけど、65くらいを目指して頑張ればいいよ。」
「よーし、算数をやり直すよ。」
「そうだね。」
初めてのグノーブル。受験もそうだが、慣れない場所ではいつも以上に緊張し、ミスのリスクも高まる。やはり、30-50点は落とす前提で考えるのが、ゆうくにはちょうどいいかな。
使えるグノの集計
ちなみに、グノーブルの成績表の良いところ。偏差値の水準別(60以上、60-50、50-40、40未満)で各設問の正答率を出している。
大問・小問分析表と名付けられたこの表。
同じ偏差値水準にいるライバルとの実力差を確認できる。課題がはっきり見える。ランクの上げ下げにも使える。
残念なことに、他塾ではわたしが知る限り見たことはない。
「この表、いいね。」
「またチャレンジしたいな。」
おわり