

ブログネタ:夏に読みたい小説は?
読書する時間は大体夜です。次の日の予定が何もなければ夜明けまで読みふけることもしばしば。なんとなく夜のほうが集中できる気がする。真っ暗な静寂のなかで淡々と読み耽る、というイメージが強いからかもしれませんね。
夏に読みたい本、夏になると読みたくなる本は『天国の本屋』と『解夏』、『レヴォリューションNo.3』かな。ミステリーも季節問わずもちろん読みます。でも、夏ってなんとなく開放的というか普段の自分守備範囲じゃないところまでいってみようかな?という気分になる。
『天国の本屋』はミステリー、ファンタジー、SF、ラブストーリーが上手く調合されてる1冊だと思う。どれにもならないでも、曖昧という表現はふさわしくない、そんな本。この本を読んで天国は本当にあって、でもそれはきっと今となんら変わらない生活をおくるパラレルワールドかもしれない!なんて妄想してたもんです。はい。登場人物と同じ名前なのもお気に入り。笑。
『解夏』 これは高校時代、まったくといっていいほど読書とは、無縁の生活を送っていた私が読んだ数少ない本の1冊。ちなみに3分の1。恥ずかしくって今となっては大きな声じゃ絶対言えない。読書をすると言う情緒のかけらもなかった私が何度も何度も読んだ。愛する誰かを支えることの難しさや、母と言う存在の大きさ、治療法のない病魔に冒されてゆく絶望の中で主人公が『誰かのために生きる』と決める、自分の生活の中では大よそ考えられない出来事のはずなのに、妙にリンクするところもあって最後は泣いてました(笑)
『レヴォリューションNo.3』 前作『GO』がすごく面白くて、友達に借りて読んだのが最初。これを読むと必ずあぁなんで女の子なんだろうか、と思う。金城一紀は男の子を描くのが凄く上手いと思う。この人の小説に出てくる男の子ってなんか憎めない。少年と青年の間でどっちつかずな男子のリアリティーがよく見える。
夏になると読書感想文の小説ぶんなげて読んでいた本を引っ張り出して読みたくなる。なぜかは分からないけど、本嫌いだった高校生の自分が読んだ本がどのくらいおもしろかったのか、またいろんな本を読むようになって自分の本に対する姿勢も変わって、少し大人になった今どう感じとるのか、という思いがあるのかな。