香りのブレンド法

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こんにちは

アロマとピラティスインストラクター、アロマセラピストのユウです。

アロマの１day講座の生徒さまに、受講後良く質問されることがあります。

「ブレンドのコツはありますか？」

「ブレンドがイマイチ自信がありません」

１dayでもブレンド法はお伝えしてますが、あくまでもそれはルールだけ。

他にもたくさんの内容ですので、どうしてもブレンドについての時間が少ないと思ってしまいます。

それでも、私なりのちょっとしたコツや、イメージしやすい方法を講座ではお伝えしております。

なので、この講座だけでも早速「作ってみました〜

」と、報告してくださる方もいらっしゃいます。

ただ…

講座が終わってから、すぐに実践しないと感覚が薄れて来ますよね

アロマのブレンドは、私もスクールに通うまでは全くわかりませんでした。

本を読んでも、本の通りの割合しか思いつかないし、単一アロマを使うのが精一杯。

今では、プレゼントのスプレー作りや、ご依頼されたイメージにあったフレグランス作りも、何種類ものアロマの組み合わせがすぐに思いつきます。

（めちゃ時間かかる時もありますけどね

）

やっぱり

練習あるのみ

なんですよ。

好きこそものの上手なり。

自分で何度も何度も課題を作ってやってみる。

とんでもない組み合わせの香りが出来たことも

ルール通りにやれば、香りの殺し合い（笑）も無くなるし、一体なんのテーマですか？！ってのも無くなる。

そういうところを今度の１dayでは少し付け加えるように、マサコ先生と決めました。

それでもマサコ先生との話では、ブレンドは深いですね

2人ともアロマが大好き過ぎて、こだわりやブレンドのコツがあり過ぎて、これだけで講座出来そうです（笑）

ではちょっとだけ。

ブレンドには目的があります。

トリートメントに使うのか、癒しのルームスプレーにするのか、虫除けなど具体的な使用が決まっているのか、それによって使用するアロマや、濃度や、組み合わせがありますので、その基本的なところから組み立てて行きますよ。

友達がプレゼントしてくれた芍薬。

私は何よりお花のプレゼントが好きだと理解してくれてる数少ないお友達

から。

濃厚で薔薇のような少し菊のような香り。

さぞかしいい香りのアロマ精油になるだろうと調べたら、なんと！

芍薬の精油は存在しない

芍薬の花からは精油が取れないらしいです。

ピオニーと名付けられた香水は、全て作られた香り。

そういうお花は多いです。

チューリップもブレンドされたものがほとんどだしね。

Jo Malone （ジョーマロウ）の調香師さんも

ピオニーには天然の花からとられたエッセンスは存在しないのです。エキスを抽出できない花の１つなのですよ。天然香料が存在しない、そこが難しいところ。私にできることは、実際のピオニーの花の香りを何度も何度も嗅ぐこと。そしてそこから鼻と感性と記憶を総動員して香りを再現するというクリエーションになるのです。
Jo Malone　新フレグランス〜調香師からのメッセージ

だそうです。

そう、イメージを何度も何度も再現すること。

これがブレンド上達の近道（笑）なので、楽に習得するのは難しいかもね。

ファッションと同じく、感覚的にセンスがある無しもあるし、嗅覚がズバ抜けて優れている人もいるし、そういう人ほど、アロマの生産地やメーカーまでもこだわって、香りに厳しいからなかなか思ったブレンドは出来ないかも。

ブレンド上手になるのは、何度もチャレンジすること。

そして、ブレンドノートを作っておくこともオススメです。

私はお友達に渡したブレンドや、実際に発売していたブレンドなど、割合なども記録に残してますので、それらを見返すこともよくあります。

そして、出来たら精油の化学も知っておくとより深まるし理論もなるほど！と理解しやすいので、そういうお勉強もやってて損はないですね。

インストラクターの勉強はすごく大変で覚えることがたくさんあって、もう無理かなぁと思う時もあったけど、今となっては、ちゃんと伝えるために最低限の事だった