あたし、決して潔癖ではないのよ。


むしろ、正真正銘の「ザ.O型」


四角いお部屋なんかは、

もれなくまぁるく掃除してみせましょうぞ!


そう、我こそは!

姑が嫌味を言いたくなるタイプの女よ!





そんな綺麗好きとは程遠い星から来たあたしが


長年やり続けていることがあるの。




お玄関お手洗いの水拭きなんだけども。


そう、普通よねフツー。


至極シンプル。



そおねぇ、

かれこれ これかれ 四半世紀は経つかしら。




結婚を機に初めて

離婚しても、

一緒に暮らす男が何回変わっても、

これだけはずっと続けてるわ。




なんでか?



始まりは「商売に良い」ってことだったわ。



旦那が商いを始めたから。



玄関やお手洗い、水回りは綺麗にしたら運気が上がるとかそゆやつね。




商売人はげん担ぎが好きよ。


彼がヤレと言ったわけではないわよ、もちろん。


Dr.コパの風水のやつを見たのよ、あたし。



ええ、感化されやすさが自慢よ。



そこからの習慣ですわね。




最初はそんな感じで

運気を上げるためにやってましたわ。


コパの風水の本がお家に何冊もまんまと並んでおりました。





そのうちねぇ、

お掃除したいところも増えてったのよ。




あちこち水拭きなんかが始まって、


排水口なんかは松居一代かってくらい掃除するのよ、あたし。



松居棒ってあったわね。


窓のサンとか隙間を掃除するお手製のやつね。



あたしもオリジナルを作ろうかと思うほどよ。


松居棒ならぬ、「ゆりえ珍棒」


あらやだ!下ネタじゃないわよ!



ゆりえの珍しい棒って意味よ!



珍しいところまでお掃除できちゃうって

キテレツな棒なのよ。




どう?これ億は稼げるでしょ?



棒の先にイボイボがたぁーくさん付いてございますのよ。


違うわよ!下ネタじゃないのよ!ほんとよ!




突起の部分で特許出願しようかしら?


....て、やめとけやめとけ。






ある時ふとお掃除中に思いましたのよ。


「排水口って頑張ってるわね。」って...



ううん、違うのよ、精神が病んでしまってる訳じゃないの。


ましてや、悪い薬をやってる訳でもないわ。




排水口とか凄いやないか。


毎日、あたしたちが垂れ流すものを一心に受けとめてんのよね。


毎日毎日、文句ひとつ言わずにさぁ。



あたし考えちゃったわよ。


〜もし、あたしが排水口だったら?


なーんて"もしもシリーズ"



大真面目にね。




あたしが排水口だったら、


仕事だからね、じゃーなし汚れた物は受け止めるけど、

出来るだけ敏速に溜まったゴミ捨てて欲しいわ。

そして汚れたボディーを早急に洗い流して欲しい....


尚且つ、出来ればあたしに感謝して欲しいのよ。


「排水口さま、いつも汚れ物を受け止めてくださり

感謝申し上げますで候。」てね。



そう思ってからは、お掃除の心がけが違うようになっちまったのよ。



お玄関には

「いつもあたしたちを迎えてくださりありがとう。」って、


お手洗いには、

「いつも良いウ○コ出させてくださりありがとう。」てね。



お掃除の時の目線がね、

玄関であり、お手洗いなのよ、もう。



〜物にも魂が宿る。



そおよね、

金持ちになりたいだのなんだの

テメーの理由ばかり押しつけてちゃーアカンですわね。



はあたしを守ってくださってるのだもの、

敬意を払い心してお掃除させて頂いておりますのよ。



嗚呼、今日も排水口さんが喜んでおられますわね。



だからあたし、

いつも元気でいられるのかも知れませんわ。



ところで、どなたか

あたしの商品を売り出してはくださらないかしら?



「ゆりえ珍棒」


あんなとこも、こんなとこも

お掃除できる優れものでござんす。



あ、売り上げは折半で!爆




あ、旦那?


めちゃくちゃ稼いでたわね。


お掃除のおかげかって?



違うわよ!

あたしのおかげよ、奥さま!











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