皆さんは「ほうれい線」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろうか。
「歳をとりたくない」
「ずっと綺麗でいたい」
「あの頃はシワなんて気にしなかったのに」
と、いろいろと思い浮かべるだろう。
そしてそれの大半が「マイナスなイメージ」ではないだろうか。
「ほうれい線」を英語で訳すと
「Smile Lines(スマイル・ライン)」
と言い換えるという。
歳を取る、という一言だけでもいろいろと言い換えることができる。
歳を重ねる。
衰える。
加齢する。
老化する。
老ける。
成長する。
死にまた近づく。
しかしながら我々日本人は加齢する事に対して、どこか「マイナス」な方向に考えを傾けがちではないだろうか。
ここでもう一度戻る。
「スマイル・ライン」
なんて素敵な言葉ではないだろうか。
つまり、我々がいう「ほうれい線」はポジティブ的なものであり、悪いものではないのだ。
歳を取るごとに笑顔がくっきりとしてくる。
歳を取るごとに幸せがくっきりとしてくる。
我々の思っているそれとまるで捉え方が違う。
そう、同じものであっても捉え方が違うだけでこんなにも意味が変わってくるのだ。
これは私達の私生活の中でも言えるのではないかと思う。
「今日こんなことがあったなあ」
「あの人にこんなことを言われてしまった」
「この時、もっとこういうふうに振る舞うことができたかもしれない」
そんな事を日々の中で思うことがたくさんあると思う。
そんな事があった時、それらを「心のしわが増えた」と言わせてほしい。
この「心のしわ」をどう捉えるか。
「嫌だと思った」
「胸がチクチクした」
「腹が立った」
「許せない」
とマイナスな事と捉えずに、
「きっとこれは意味がある事だ」
「これは成長できるチャンスだ」
「自分のために巡ってきたチャンスだ」
と捉えることができたらそれだけで幸せではないだろうか。
「心のしわ」が増えていく事に幸せを感じる。
「心のしわ」が増えていく事に強くなれる。
「心のしわ」が増えていく度にステップアップできる。
そんな風に捉えられる日々を過ごせたらとても幸せではないだろうか。
ありのままの自分を愛したい。
そんな年の取り方をしていきたい。
【最後まで読んでくださりありがとうございました】
日々、芽生えた思いをいち早く皆さんに届けたい思いでブログを始めました。
都内で音楽を軸とした個人事業主をしています。
このブログで綴った思いを歌にできる日が来るまで、このブログを続けていきたいと思います。
今日の自分に拍手を送ろう。
明日の自分に会いに行こう。
今の自分を褒めてあげよう。
加納 裕