希望の党は衆院選に元民進党の議員を多く擁立した。小池氏は、希望の党が擁立する新人ばかりでは党が回らないので、多くの選挙や国会対策を経験した元民進党の議員を組み込むつもりでいたのだろう。
しかし、希望の党に逆風が吹いたので、当選者は強い地盤を持つ元民進党議員が大半を占めることとなってしまった。
役職を見てみると、11月10日の時点で代表の小池都知事を除けば、代表代行の樽床伸二氏(民主党政権下で総務相)、共同代表の玉木雄一郎氏、幹事長の大島敦氏と、全員元民進党議員である。首相指名選挙の投票先となった渡辺周氏、共同代表選に玉木氏と共に出馬した大串博志氏も元民進党議員である。
小池氏は当初「民進党との合流ではない」と発言していたが、逆風が吹いていると見て安保法や憲法9条改正への反対を選挙戦中に表明する議員まで現れる始末。やはり、当選したいだけの人が自分の主張を捨てて希望の党に公認をもらっていたのだ。選挙後、結局実態は元民進党の寄せ集めになってしまった。