金物でガチガチに固めた結果!

このEディフェンスという施設は、1995年の阪神淡路大震災の揺れを再現できる国の施設で兵庫県にあります。 この動画は、この施設で2009年10月に行われた実験の映像です。 同じ間取りの在来工法で建てられた、普通の木造住宅と長期優良住宅(しかも耐震等級2)の映像です。 


未だに結論を出さないと言うお粗末。

(北海戸住宅新聞社) 記事より。

「これで命を守れるのか」という疑問も  実験を行った関係者の1人は「試験体1の倒壊は想定していなかったが、軸組接合部より先に耐力壁が破壊されたのは想定通り。試験体2も倒壊こそしなかったが、実験開始後10秒で柱脚部が破壊されて引き抜きが起こるという、倒壊と同等の損傷を受けていた。試験体2の柱脚は土台から外れた後も鉄骨の架台の上に乗っていたために倒壊しなかっただけで、実際の住宅であれば基礎の高さの分だけ柱脚部が落下するので倒壊に至るだろう」と話す。  ただ、住宅会社にとっては"想定通り"では済まないようだ。  今年長期優良住宅を3棟建設している道東の住宅会社は「木構造のことを理解しないお役人が、基礎と土台・柱をガッチリつなぐよう基準で定めたことで、逆に地震の被害が甚大なものになりかねないという事実が、今回の実験で解明したのでは」と言い、道央の設計事務所は「倒壊しないほうがいいのは当たり前。住む人の命を守れるのはどちらの建物なのか、考えなくてもわかるはず」と話している。  長期優良住宅を手がけている住宅会社にとって耐震等級2の住宅が倒壊し、一般的な住宅は倒壊を免れたという事実が衝撃的であったことは間違いない。



via 島津建築設計事務所
Your own website,
Ameba Ownd