先週のThe Evian Championship、1ラウンドもTV観戦することができなかったことを、
今更ながらとても悔やんでいます。
と言うのは、5月に私の地元で開催されたKingsmill Championshipで、私が付いて回った
In Gee Chun(チョン・インジ 田仁智)が、今回4日間首位をキープし、何と21アンダー
という史上最少スコアで、(ほかにも幾つか記録があったようですが)2位に4打差を
つけて完全優勝を達成したのですが、一体どんなプレーぶりだったのかを見逃したからです。

そこで、彼女の4日間のデータをチェックしてみました。 その日の天候にもよるので、
単純比較することは無意味でしょうが、とりあえず下に書き出してみます。
初日 二日目 三日目 最終日
スコア(パー71) 63 66 65 69
フェアウェーキープ 10/13 8/13 11/13 9/13
1W飛距離(平均ヤード) 259 237 230.5 229.5
パット数 28 28 27 28
パーオン数 18/18 14/18 15/18 11/18
一番の注目はパット数ですが、4日間のうち3日間全て28パット。 残り1日も27パットで
合計111パット。 こんな安定したデータは、あまり記憶にありません。
パッティングの安定感、抜群です。
また、初日の1Wの飛距離と2日目以降の飛距離の差は、天候によるものと思いますが、
それにしても、初日ただ一人のパーオン率100%には、ただただ『う~ん』と唸るのみ。
(尚、2位タイのSo Yeon Ryuと他に2人が同日17/18のパーオンだったことにも少し驚か
されましたが。)
こんな今年のLPGAルーキーが、昨年の全米女子オープンに続くメジャー2勝目を勝ち取り、
LPGAマネーランキングが4位に浮上、ROLEX世界ランクも一気に4ランクアップして現在
3位で韓国勢の中ではトップ、上に残るはたった二人、Lydia KoとAriya Jutanugarnのみ。
私は、今回の優勝を『出来過ぎ』とは決して思っていませんが、インタビュー記事を読んで
みると、最終日はルーキーらしく、かなりのプレッシャーを感じていたようで、最終日、最終
ホールで緊張を解きほぐす為のキャディーの一言が、彼女自身から紹介されていました。
Chun said she was nervous the entire round and said that her caddie, David Jones, made
sure to tell her to enjoy the walk up 18 with a four shot lead.
“I was so nervous after the third shot,” said Chun. “My caddie told me, ‘In Gee, try and
enjoy your walking, and then he said, you can try to make a par.
If you make the par, I buy the dinner.’” (LPGAウェブサイトより)
今後、LPGAは舞台をアジアに移し、日本では11月4~6日にTOTO JAPAN CLASSICが開催
される予定です。 In Gee Chunが参加するのか、まだ分かりませんが、その頃に彼女が
ランキングのどの位置にいるのか、日本の女子プロ達とどんな戦いをするのか、今から
とても楽しみです。
では、また。


