住まいの仕事に関わって23年。
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キャリーライフ/住まいの"カイゼン"(@carrylife0729)
今回は、雪の日に起きやすい住宅トラブル
見落とされがちな雪の重みの影響
雪が降ると、「道路が危ない」「移動が大変」
といった生活面の不便さに目が向きがちです。
家そのものにどんな負担がかかっているかは、
あまり意識されていません。
雪の日の住宅トラブルは寒さや凍結だけでなく、
雪の重みそのものが原因も多くあります。
1- 雪の重みはどれくらい家にかかるのか
雪は見た目以上に重さがあります。
・新雪:1㎡あたり 10〜30kg
・湿った雪:1㎡あたり 50〜100kg
たとえば、
屋根の一部に10㎡の雪が積もるだけで、
500kg〜1トン近い重さになります。
この重さが屋根・雨どい・軒先に
数日間かかり続けることで、住宅に負担を与えます。
2- 雪の日に多い住宅トラブル
雪の重みが原因で起きやすいトラブルには、
・雨どいの変形や外れ
・屋根材のズレ
・軒先や庇の歪み
・カーポート、テラス屋根の破損
特に多いのが、
雨どいが雪の重みに耐えられず壊れるケースです。
雨どいは排水用の設備であり、
重さを支える構造ではありません。
3- 築年数が古い家ほど影響が出やすい理由
雪による被害は、
築年数が古い家ほど起きやすくなります。
・築20年以上
・屋根や外装の点検をしていない
・雨どいが古い素材のまま
こうした条件が重なると、
雪の重みで一気に劣化が表に出ます。
今年の雪が特別だったのではなく、
これまでの劣化が雪で表面化したと考える方が自然です。
4- 雪の日にやってはいけない行動
雪のトラブルで被害を大きくする行動もあります。
・無理な雪下ろし
・屋根に登る
・雨どいを引っ張る
・熱湯をかけて雪を溶かす
雪の重みがかかった状態で衝撃を与えると、
屋根材や下地を傷める原因になります。
また、雪下ろし中の転落事故は、
毎年多く発生しています。
雪の日の住宅トラブルは、
寒さや凍結だけが原因ではありません。
雪の重みが、家の弱っている部分を一気に表に出します。
雪は、家にとっての負担テストのような存在です。
被害が小さいうちに気づければ、
修理も最小限で済みます。
つづく
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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