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キャリーライフ/住まいの"カイゼン"(@carrylife0729)
今回は、ふるさと住民票とは何か
住民票=1か所という
常識が変わるかもしれない理由
ふるさと住民票
「住民票と何が違うのか?」
「ふるさと納税とは別なのか?」
と感じた方も多いのではないでしょうか。
この制度は、正式導入に向けて
検討が進められている段階です。
背景には、
・人口減少
・地域の担い手不足
・関係人口の拡大
日本社会が抱える構造的な問題があります。
1 ふるさと住民票とはどんな制度か
ふるさと住民票とは、
実際に住んでいる自治体とは別に、
関わりのある地域にも登録できる仕組みです。
ポイントは、
・住民票を移すわけではない
・税や選挙の権利は従来の住民票先のまま
・「もう一つの関係性」を制度として可視化する
という点にあります。
・ベーシック登録(誰でも登録しやすい)
・プレミアム登録(地域活動への参加が条件)
といった区分も示されており、
単なる名簿登録ではなく、
地域との関わり方に応じた制度設計が検討されています。
2 なぜ今、国が制度化を検討しているのか
地方が直面する深刻な現実です。
・人口減少
・高齢化
・空き家の増加
・地域活動の担い手不足
移住してもらうだけでは、
地域は支えきれなくなっています。
そこで注目されているのが、
住んではいないが、
継続的に関わる人=関係人口です。
・実家がある
・定期的に帰省している
・副業やボランティアで関わっている
・二拠点生活をしている
こうした人たちを、
見えない存在”のままにせず、
制度として位置づけよう
というのが、ふるさと住民票の狙いです。
3 「住む」と「関わる」の間にある人たち
これまで制度上は、
「住民」か「よそ者」か
の二択でした。
しかし現実には、
その中間に多くの人が存在します。
・実家の管理で定期的に通う
・親の介護で行き来している
・地域行事を手伝っている
・将来の移住を検討している
ふるさと住民票は、
このあいまいな関係を肯定する制度
とも言えます。
関係を断ち切るのではなく、
緩やかにつなぎ続ける。
これが、人口減少時代の新しい地域との関わり方です。
4 40〜60代にとっての意味
40〜60代にとって、この制度は非常に身近なテーマです。
・実家が地方にある
・親が高齢で通う機会が増えている
・将来は地元に関わり続けたい
・完全移住までは踏み切れない
こうした人にとって、
ふるさと住民票は
住まないけれど、切れない関係を保つ選択肢
になり得ます。
住民票を移すほどではない。
でも、無関係でもない。
その中間を認める制度が、
今まさに必要とされています。
つづく
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