「お参り」 | Elvis John kobayashiのブログ

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小さいころ熊本の実家では、ばあちゃんが持ってきた仏壇と神棚があり、毎朝、母がご飯とお茶水を入れ替え、おまいりをしていた。それを横目に小さいころの私は、ほとんどお参りなんかしたことがなかった。父が無神論者で「神仏に拝むより、まず俺を拝め!」と冗談で言っていたせいが大きい。


盆正月も、父は一切お参りなどはしなかったが、私たちは母からお参りをさせられ、いやいやながら手を合わせ、勝手に「自分のお願いごと」を念じていたものだ。


社会人となり結婚し、家内が当然のようにお参りする姿に、初めは違和感を感じていた。しかし父が亡くなり一気に実家がばらばらとなる現実に直面し、それからも家内の実家での義父との確執、離婚の危機、前社長との確執、母の介護問題と続く中で、自然に「自分の力」の限界と、「大いなるものの力」を感じてきた。


また人として、日本人としての倫理~人としての道~を考えるに、「利己や煩悩」はトラブルの源であり、「利他や知足(足るを知る)」こそが、他人との接点が出来、皆と上手く付き合える元であり、「利己や煩悩」との決別、「利他や知足」の決意を、大いなるもの(人により神仏・大宇宙の創造者)に約束することが「お参り」ではないか、この齢になって感じる。


だから私にとって「お参り」は、「神様にお願いする」だけのもののではなく、「大いなるもの」に対しての私の「今日一日の決意表明」である。


11月に入りこの「お参り」の中身を変えた。これまでは「家族一人ひとり(健康・無事)、社員一人ひとり(成長・幸せ)、お客様(満足・喜んでいただく)、社会(貢献する)」だった。11月からはその順番を逆にしている。さらに最後に「社員の人間的成長と、新たなる顧客の創造」が私の使命(ミッション)であり、それを達成するまであきらめずに忍耐強くやり遂げる覚悟、を誓うものである。


今年に入り業績は伸びず、社内の雰囲気も良くない・・・この10数年の経営の中で初めて経験することばかりで、さすがのポジティブ志向の私もネガティブになりがちである。「何か基本的なものから間違っている」と感じ、講演・討論・読書、あらゆる機会を通じ、「気づき」を仕事に落とし込んでいる。この「お参り」の変化もその取り組みの一つである。


これも結局は社長である私の責任である。嘆いても解決しない。今やるべきことを直視し、それに真剣に取り組んで行くしかない。


今取り組んでいる喫緊の課題は大きく2つ、一つは「社員一人ひとりに腹の中の不満を吐き出すことと、それに対し誠意をもって答えること」、もう一つは「社長(私)ならでは(社員では出来ない)の営業」・・・「フェイス・トゥ・フェイス」による「YTSフレックス社長の人脈づくり」と「ダスキンのブランド力」による広がりと信頼関係の構築である。


厳しい時だけに、これを乗り越えた時の「喜び」の大きさを楽しみにしたい!