午前十時の映画祭、年末12/22から上映開始しておりました「カサンドラ・クロス」…🎬

当初は年明けに観に行こうと思いましたがショッピングセンター内のシネコンなので初売りの混雑を避ける為に大晦日12/31に鑑賞となりました…🎦


「カサンドラクロス」
監督・脚本・原案 ジョルジュ・パン・コスマトス
脚本 トム・マンキーウィッツ ロバート・カッツ
原案 ロバート・カッツ 製作 カルロ・ポンティ リュー・グレード
出演 ソフィア・ローレン リチャード・ハリス バート・ランカスター マーティン・シーン O・J・シンプソン…etc
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
製作国 西ドイツ、イタリア、イギリス、フランス、アメリカ
1976年12月18日公開(日本) 上映129分
近年この防護服姿は新型感染症で見るようになりましたがこの姿で小銃を構える姿は異様ですね…タラー
画像左は若き日のマーティン・シーン

ユダヤ人セールスマンのカプラン…大戦中に収容所で家族を失い悲惨な経験から恐慌状態に陥ります。
ジェニファー・チェンバレン役のソフィア・ローレン、大御所女優としての存在感は抜群でした✨
(あらすじ)
スイス・ジュネーブの国際保健機構本部にテロリスト3人が侵入しガードマンが瀕死の状態になりながらテロリスト1人を射殺し警報を鳴らし駆けつけたガードマンと銃撃戦となるがテロリストは細菌を保存している立入禁止部屋に逃げ込むが1人が撃たれ細菌の瓶を破損し1人は逃亡しジュネーブ発ストックホルム行きの国際列車へ逃げ込みます。
アメリカ政府は肺炎細菌の培養している事が漏れるのを恐れ米陸軍マッケンジー大佐(バート・ランカスター)は逃亡犯が国際列車に乗り込んでいる事を突き止め国際保健機構のシュトラドナー医師(イングリッド・チューリン)の調べで列車にチェンバレン博士(リチャード・ハリス)が乗車している事を知ったマッケンジー大佐は連絡を取りテロリストを探して隔離するように伝える。
チェンバレン博士は元妻ジェニファー(ソフィア・ローレン)、ユダヤ人のセールスマン・カプラン(リー・ストラスバーグ)と協力してテロリストを発見するが彼は病原菌症状が現れており列車内を移動しているので乗客1000人への感染の疑いがあり数人に症状が現れた。
マッケンジー大佐は列車をニュルブルクリンクに誘導しポーランド・ヤノフの隔離施設へ向かわせる事を画策し乗客に「フランス鉄道局から各地に爆弾が仕掛けられたので安全策で目的地を変更する」と放送するがニュルブルクリンクでは防護服姿の医療チームと米陸軍兵士が乗車し「列車は病原菌に汚染された」と通告した、そして列車内を密封しヤノフへ向かうと通告。
その途中「カサンドラクロス」橋梁は1948年に廃線となりカプランから崩落の危険があるとカプランから告げられたチェンバレン博士達が立ち上がる…
マッケンジー大佐は上からの指示でカサンドラクロスで列車を侵入させ事故に見せかけて乗客、兵士、医療チームを封印するつもりだったのだ…



音楽は巨匠ジェリー・ゴールドスミスで印象的な音色でした…音譜

1970年代に流行ったパニック映画にサスペンスを合わせたような映画でしたがこの映画公開時の僕は15歳で映画館で鑑賞しました…📽
ラストはパニック映画なので全員は救われない…ちょっとトラウマになりそうなシーンでしたね…汗うさぎ
そして、マッケンジー大佐は任務完了で退席しますが…その後に部下スタック少佐(ジョン・フィリップ・ジョー)が軍上層部に連絡しておりマッケンジー大佐も捨駒では…という思うシーンでエンディングとなっています。

オールスター出演で豪華なのですが今改めて観ると後味の悪い映画のような気がしました(あくまでも個人の感想ですが…)…真顔

でも昨年までの新型感染症は某大国の細菌兵器説を考えたらこの米陸軍を某経済大国に置き換えると実話になりそうですよね…🤔
そう考えたら寒気がします…😥

ただあの当時(1970年代)は東西冷戦の真っ只中で情報公開も現代とは全く違うという事は考慮に入れないといけませんね…にっこり
ではでは〜(^_^)/