軟骨に負荷をかけ過ぎると、脆弱になり
(ふにゃふにゃになり)ます。
ちょっと柔らかくなったくらいなら、
少し休ませれば元の固さ大きさに戻ります。
でも負荷をかけ続けると、弱った軟骨は
いずれ炎症を起こし、潰れていき、
不可逆的な破壊につながります。
骨と違い、ほとんど血液が流れてない軟骨は、
再生に100年かかると言われていて、
つまりは再生しないので、
弱った軟骨は、一旦しっかり休ませることが
大切です。
軟骨自体に神経は無く、軟骨を包む滑膜や
滑液から痛みの信号は出るのですが、
ピリピリした小さい感覚である場合が多い。
軟骨が脆弱になり縮むと、
周辺の筋肉の位置関係が変わりますが
この歪みにより生まれる筋肉痛の方が
はっきり感じられるので、
痛みの原因が軟骨にあることに気付かない
ことも多く、筋肉を解そうとして
ストレッチして、逆に悪化させてしまう
場合もあるのです。
今回は、継続的なステップ練で、
膝の軟骨の替わりに、腰まわりの軟骨が、
振動による衝撃を受け続けてる。
筋肉単体は3日ほどで大抵復活しますが、
傷んで緩んだ軟骨は、復活に5日から
10日くらい必要なのですが、
水曜も、戻りかけたところでコレオ練を
入れたので、結局ぶり返し。
木曜は、背骨に近いところの腹筋背筋に
思いっきり力を入れて締めた状態で過ごし
ました。
ギックリ腰のときは、サポーターで締めて
保護しますが、今回はそれほどひどくは
ないので、筋トレを兼ねた保全です。
夜もしっかり睡眠が取れて、今朝は、
そろりストレッチから、ようす見。
ベッドの中で、ゆーっくり、
違和感はありましたが、軟骨の傷む感じでは
なく、筋肉が伸びる感じでしたので、
何度か繰り返すと、すっきり感が。
少しずつ、骨盤まわりの、歪んだ筋肉を
伸ばしいってます。
バレエ、ジャズとは違い、上半身と下半身
は逆方向に回転させるのが、ストリート
ダンスの基本。
ストレッチも、ゆっくり捻りを入れていき
ます。
梨状筋という、脚の付け根に近い筋肉が
伸ばしにくいのですが、
ソファのオットマンに、片方だけお尻を
乗せて、
この姿勢を作り、さらに上半身を捻ったまま
しばらくキープすると、時間をおいてから、
ジワっと伸びていきました。
新しい発見です。
これなら、膝に負荷をかけずにできます。
ただし、ちょうど良いイスの高さにする
必要がありますが。