またまたWiki Leakの大ヒット。アメリカ民主党のチェアマンであるDebbie WassermanのEメールがリークされ今、大問題になっている。党の幹部はプライマリー選挙候補者に対しては中立の立場を守らなければならないはずだが、デビーはヒラリーの肩を持ち、バーニーがユダヤ人であることをなどをネタに何とかヒラリーに有利に選挙を進める方法を探っていたことが明らかになってしまったのだ。デビーは結局委員長を辞任することになったが、民主党幹部がこぞってバーニーを妨害しようとしていた・・・というバーニー支持者の疑いが裏付けられた形になってしまった。
このデビーさんに私は一度会った(というか一方的に見た)ことがある。子供が8歳ぐらいだったころ、我が家は義母のコネでホワイトハウスの独立記念日の花火大会に招かれていた。開始時間近くに出かけていくと、ホワイトハウスの周りには、花火大会に招かれた人のかなり長い行列。しかたなく並んだところ、すぐ後ろから家族連れがやってきた。派手な色のセミロングサマードレスのお母さんに、義母がしきりに話しかけている。その人がこのデビーさんだったのだ。
有名な人も多く来ていたこの花火大会の中で、なぜこのデビーさんに対する私の記憶が鮮明かというと、それは旦那さんの来ていたカーキ色のズボンが理由。ターゲットなどのディスカウント店のズボンには、サイズを表示した長いテープ状のシールが張り付けてある。旦那さんのズボンのおしりにはこのテープが長々と張り付いたままだったのだ。
デビーさんは上り坂、絶好調の政治家。彼女に引き連れられ、ホワイトハウスに来ることになった夫は、上から下まで洋服を新調するように命じられたのだろう。もしかしたら彼女が自分で、あるいは秘書などが一式揃えたのかもしれない。出がけに慌ててそれを身に着けたため、シールに気が付かなったものと思われる。揃えてあげたのが高級な服ではなく、ディスカウント店のものであるところが、ちょっと悲しい。みると子供も新しそうな服を着ている。同じ店で買ったのだろうか。
私はこれを本人に言ったものかどうか悩んだ。教えて上げた方がいいに決まっているが、恥をかかせてはなるまい。どうしようかと迷っているうちに、デビーさんは列のずっと前の方に知り合いを発見。われわれをすっ飛ばして、はるか前の方に並んでしまった。実力者なので当たり前なのだろうが、順番をとばされて、ちょっとムッとしたのを覚えている。
このようなことがあったため、彼女に対する私の印象はあまり良くなかった。その後、彼女はどんどん有名になっていったが、ついに今日が年貢の納め時になってしまったようだ。