梅雨真っ盛りの岩手・盛岡。一昨日、昨日と2日続けて凄まじい大雨でした。梅雨が明ければ、東北はいよいよ夏祭りシーズン。昨年は五所川原の立佞武多を観に行きましたが、今年は秋田の竿燈まつりに行ってみようかなと考えているところです。(仕事の都合がつけばの話ですが・・・)

 

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昨晩は盛岡・櫻山界隈にある行きつけの居酒屋に呑みに出掛けました。考えても仕方のないことは分かっていても、どうしようもなく”ひとり”でいることに寂しさを感じることが時々あるものです。そうした時には、お酒の力をちょっと借りるのが一番です。

 

岩手・盛岡での生活、実はここ1年くらいの間は非常に”安定”しています。その理由は、30代後半にして、この街で定期的に交友を深める存在が新たにできたからです。しかも社外で。数年前の転勤(出向)があったからこそのご縁で、出向から戻ってから1年程が経過しますが、不思議と定期的にお酒を呑みかわしていて、今に至ります。利害関係の絡む社内の人間関係に限界を感じてる私としてはまさに理想形・・・です。

 

よくブログに書く、自分にとって大事な関係性(ヒト)か、そうじゃない関係性(ヒト)か。その線引きをするならば、おそらく大事な関係性(ヒト)に入ることでしょう。ここまでの積み重ねでそのあたりまでは感情的には昇華していると感じます。言葉では表現しづらく感覚的なものですが、勿論この感情は”Love”ではなく”Like”です。何をどうしたいという意思はないので、そこは揺るぎませんし、確信をもって言えます。昨年4月にそれまでの時代の交友関係でいざこざがあった一方で、入れ替わるように形成された今の交友関係。この関係性も永遠に続くとは限らないことは肝に銘じつつも、流れに身を任せてこの街での生活を楽しむのも良いのかもしれません。

 

で、昨晩飲みに出掛けたことと、上記の交友関係と何が関係しているかと言うと、行きつけのお店で”ひとり”で晩酌をしていると偶然にもその方が呑みに来たのです。

 

まったくの偶然です。

 

都合があえばくらいで誘うつもりでいたところ、誘う前に来店するという・・・。

 

”以心伝心”というか、何というか・・・。

 

その方とは「ご縁」があるということなんでしょうね、きっと。

 

どこで誰と出逢って人生をどう生きるか、本当に予測不可能なものです。基本路線は”ひとり”で毎日を生きる人生設計ですが、こんな感じで必ずしもパートナーでなくとも人生の伴走者みたいな存在はそれなりにいたりします。そういった存在には本当に感謝していますし、”アイデンティティ”を維持する原動力になります。

 

家族はいませんし創ることができない人生ですが、そんな人生でもまだまだ捨てたもんじゃないなと思う今日この頃です。