(2024年6月12日~14日訪問)

 

2ヵ月連続で西日本への旅。いずれも実質1泊2日のショートトリップで、前回5月は津和野&北九州でしたが、今月は関西へ。

 

旅の始まりは仙台空港。初日は仕事の都合で午後からの移動のみ。少し早めに空港に行って行き交う飛行機を眺めておりました。仙台空港の展望デッキは滑走路との距離が比較的近くて、ズームレンズを使えば海側からのアプローチの場合ばっちり着陸シーンが狙えるようです。(というのは、初めて撮影しました。)

 

 

写真のANA機、仙台空港にしては随分大きめな機体。「JA610A」という機体番号を調べてみるとボーイング767で、時間的におそらく沖縄・那覇からの到着便。数十分の駐機のあとすぐに飛び立っていったところをみると、仙台からの行き先はおそらく大阪・伊丹でしょうか。

 

 

この日の搭乗便はスカイマーク157便の神戸ゆき。仙台発19:20神戸着20:45なので、夜間フライトでした。実のところ、往復の航空機とホテル2泊を予約していた以外は全くのノープランでした。なんとなく、有馬温泉にいったことがなかったので、行ってみようかなくらいには思っていたものの・・・。

 

 

翌朝、天候は曇りのち晴れ予報だったので、六甲山地を抜けて有馬温泉にアプローチしようかとざっくり計画を立てました。”摩耶ケーブル・ローププウェイ~六甲摩耶スカイシャトルバス・六甲山上バス~六甲有馬ロープウェイ”の経路で有馬温泉を目指すことに。複数ある六甲山地のビュースポットへのアクセスルートの位置関係をこれまで今いち理解していなかったのですが、今回3カ所訪れたことでおおよそ把握することができました。

 

「西」から「東」へ抜けるということで、まずは一番西側にある”まやビューライン”で掬星台を目指します。

 

 

ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで標高約700メートルの掬星台というビュースポットへ。今回訪れた3カ所のうち最も神戸・三宮寄りということで、特に神戸といえばのイメージのベイエリアがよく見渡せます。

 

 

 

神戸・三宮側だけでなく、大阪都心方面も十分に視界が開けています。

 

 

訪れた3箇所の中では個人的にはここが一番条件が良いスポットのように思いましたが、平日などの訪問日によって夜景を観るためにアクセス手段が考慮されていないのが残念なところです・・・。(木曜日ということで、この日がまさに該当日でした。)

 

展望台のすぐ近くにあるバス停から”六甲摩耶スカイシャトル”に乗車し、次のビュースポットに向かいます。運行頻度は日中帯に1時間に1便程度なので、予め調べておいたほうが無難かなという印象。(まぁ、ノープランでもまぁ旅程としては成立するかな・・・とは思いますし、私も下調べせず乗車。)

 

終点の六甲ケーブルの山上駅に天覧台という展望台があります。ここはおそらくは高校の修学旅行で訪れたことがある場所。四半世紀前の記憶・・・曖昧なものですが、卒業アルバムを確認する限りはたぶんこの場所で間違いないです。

 

 

 

展望台から撮影すると手前にロープウェイの廃墟らしき建物があります。どうやらその昔はこれを乗り継いで有馬温泉に行くことができたみたいです。ちなみに、六甲有馬ロープウェイの山頂駅にもそれらしき遺構が残っていました。写真を撮影する際にどうしても映り込むので、ちょっとマイナスポイントでしょうか。

 

 

大阪都心方面も観ることができます。個人的には眺めの良さは前述の掬星台の方が勝るかな・・・という印象でした。

 

 

六甲ケーブルの山上駅から今度は”六甲山上バス”で終点・六甲有馬ロープウェイ乗り場を目指します。ところで、六甲の山上を走るバスがここで系統が分かれていることを不思議に思いました。名称もそれぞれ異なりますし。きっと何か歴史的な経緯があるのでしょうね・・・。ちなみに、こちらの”六甲山上バス”はかなり本数が多くて1時間に2~3本走ってたので、時間をあまり気にしなくて大丈夫な感じでした。

 

終点の六甲有馬ロープウェイの山頂駅から約5分程歩いたところにある”六甲ガーデンテラス”。3カ所目のビュースポットです。

 

 

ここで昼食を食べることができればちょうど良かったのですが、あいにくの施設定休日。定休日でしたが、展望スペースには立ち入ることができました。

 

 

位置関係から神戸・三宮方面は見えないため、ここは大阪都心方面の景観一択となります。

 

 

ズームレンズで停泊中の阪九フェリーとさんふらわあを撮影。写真の阪九フェリー”やまと”は2022年に乗船したことがあります。