今年もこの日がやってきました。

毎年12月24日は僕にとってはクリスマス・イヴではなく、父親の命日。

2006年から数えること17年目の”この日”を迎えています。

 

兄弟との関係性が良好ではない自分にとって、自信を持って家族と言える存在は両親だけだったのかもしれない。

いなくなってしみじみと感じるところがあります。

誰かと家族を創ることもなく年を重ねていますから、今は昔を懐かしむことしかできません。

もう、いつものことです。

命を繋ぎ、新たな家族を創る経験が出来ていれば、こうも寂しい心持ちにはならないものでしょうか・・・。

・・・それがほぼほぼ難しいことは、今となっては”理解”してはいますけれども、雪が舞う夜にふと考えてはしまうものです。

 

ところで、突然亡くなるのと、闘病の末の別れ、果たしてどちらが良い逝き方なのでしょうかね・・・。

前者は父親、後者は母親ということで、僕は両方経験しているわけですが・・・。

 

墓参りは年始に行く予定にしていますので、今夜は岩手・盛岡の自宅にいます。

雪が舞う夜、この後はしんみりお酒でも入れて、ゆっくり過ごしたいと思います。それこそ、昔を懐かしんでね。