あすは124年ぶりの節分 | ジャイアンツ&ファイターズの二刀流応援ブログ

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今年は節分が2月3日ではなく、2月2日だそうですね。

 

 

これは1897年以来124年ぶりのことだそうです。

 

節分は豆まきをしたり、恵方巻を食べたりと馴染みが深いですが、ずっと2月3日だと思っていました。

 

 

本来、節分は四季を分ける節目のことをいって、このうち春の始まりを表す立春の前日が節分。

 

立春はここしばらく2月4日だったけど、今年は1日早まるため、

節分も2月2日になるということです。

 

 

では、これはだれが決めて、何故ずれるのか?

 

調べてみましたサーチ

※ここからは理科系の話になるので、興味ない方はスルーしてください。

 

 

立春や夏至、冬至といった暦の二十四節気は太陽と地球の位置関係で決まるのはご存知でしょう。

 

 

例えば、春分は太陽が真東から昇る日とか・・・

 

こうした暦は国立天文台が決めていて、毎年2月に官報で翌年の分を発表しています。

(興味ある方は、ググってみてください)

 

 

次に何故、日付がズレるのか?

 

地球が太陽を1周する時間は、実は365日ぴったりではなく、

約6時間弱長いのです。

 

そのため、毎日少しずつ地球の位置がずれていき、立春も2月4日になったり3日になったりするのです。

 

だから、4年で24時間分(1日)ほどずれるので、

うるう年として2月29日の1日を作って解消しています。

 

ところが、このままだと4年で約45分、400年で3日ほど増やしすぎてしまう問題が発生してしまいます。

 

そのため、うるう年を400年で3回減らすことにしたのです。

 

100で割れる年はうるう年にせず、400で割れる年はうるう年のままとすることで解消。

 

この結果、2000年のような400で割り切れる年の前後の世紀は、

節分などの日付がずれやすくなるというもの。

 

 

しかし、来年から2024年までは節分はまた2月3日に戻ります。

 

その後、25年にまた2日になるなど、少しずつ2日になる年が増えていくそうです。

 

だから、今我々の生きている世代は、2日と3日の両方の節分を経験できる貴重な世代かもしれません。

 

 

今後、節分は3日になったり2日になったりするので、豆まきをする時は気をつけてください~(笑)

 

 

 

【参考】

◆節分(立春の前日)の返還

・1897年:     2月    2日

・1898~1983:    3日か4日

・1984:             4日

・1985~2020:        3日

・2021:             2日

・2022~2024:        3日

・2025:             2日