インド訪問記 DAY 09 05/23 ムンバイにてMBA時代の友人と | インドでも闘う ㈱トウメイエンジニアリング:岐阜の設備屋さん奮闘記

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社長御乱心でインドへGO!

岐阜で設備設計・製造・設置を行ってます。
従業員は20人。

社長はPurdue UniversityにてMBA取得後、米国企業で修行のビジネス系。でも設計能力は?

エコメールを筆頭とする変わった商品群と技術力、みんなの頑張りがウリの会社です。

10:30にマニックがホテルまで迎えにきてくれました。
彼はPurdueのMBAの同期であり、現在はタタ自動車の国際マーケティング部で働いているとの事でした。
今回の訪印ではいろいろと手配と世話をしてくれて、大変ありがたく感じました。

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彼の案内に従い、町中をドライブ、その後に彼の働くタタ自動車のショールームへつれていってもらいました。
日曜日なので誰もいなかったのですが、タタ財閥の歴史・ビジネスライン・そしてタタの消費者向け自動車に関する説明をしてもらうことができました。
特に興味深かったのは最近発売された「Nano」です。日本でも有名ですね。
値段約¥200,000ーの低価格自動車。30,000台を売上げ、現在は品切れ状態だそうです。
しかし内装もよく、中も広く不便は感じなさそうです。トランクはありません。
またマニュアル車です。
インド人は値段と燃費を気にするため、すべてのカーラインナップがマニュアルであるとのことでした。

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彼のTATA自動車の仕事は、タタ自動車が展開する16カ国のマーケティングとの話です。
タタ自動車はヨーロッパ・中東・アフリカなど、インドより西側の国に主に自動車を輸出しているとの事です。
アジアは自動車産業が強いのでタタ自動車は進出出来ないのでしょうか?
アジアでの展開に関して尋ねると、インドネシア、もしくはタイが有力候補とのことでした。
タイはインドとFTAを結んでいますが、お互いに自国の自動車産業があるため、完成車両の輸出には高い関税がかかるとのことでした。
タイでの展開には、タイ国内に工場を持ち、タイ国内の生産を行わなければならないとのことです。

自動車業界に関する話をしましたが、インドではTOYOTAとHONDAのブランドがものすごく強いらしいです。
この2社に関しては、インド人は言葉を失うとのこと。
TOYOTAとHONDAに関しては、自動車のスペックもさることながら、カイゼンやカンバンといったそのオペレーションのすばらしさにも皆が敬意を払っているとの事でした。

私が「日本では、TOYOTAとHONNDAは大衆車を主に扱っており、いわゆる”ふつうの車”の印象が強い」との話をすると、インドではいわゆる”ふつうの車”とはSUZUKIの事を指す、と説明してくれました。
また、SUZUKIはインドのマーケットの50%のシェアを占めており、非常に強力なプレゼンスを持っていると説明してくれました。

インド人は車を選ぶ際に、①信頼性 ②燃費をもっとも重要な要素としてみており、それがTOYOTA/HONDAブランド信仰のもととなっているとのこと。
確かにインドはガソリンが高い。私が訪問した時に54Rps/リッターでした。
この円高下で1Rps=\2ですので、現在だと\108/リッター。
その他の物価が日本の1/5~1/10のインドからすると驚きの高価格です。しかも広大なインドの土地を走るのには相当量のGASが必要。
燃費を重視する考え方もよくわかります。

マニックの家に行き、彼の家族とともに食事をとりました。海沿いにあるマンションで彼の一族の持ち物だそうです。

非常に熱いムンバイ、海で泳ぐことがあるかどうかを聞くと、NOと返事をもらいました。
アラビア海にはムンバイの街から何が流れているか分からないので、危なくて泳げないとのこと。
日本でも一時期、海岸付近の住民が病気になったことがあるはずだ、と指摘を受けました。水俣病の事を指していると思われました。
それに伴い、環境に関する意識がまだまだ低いとの話をしていました。少しずつ改善しつつはあるとのことでしたが。

現在のムンバイの問題をマニックが話してくれました。
一番の問題は人口増加に伴う居住空間との話でした。ムンバイには地方からものすごい数の人々が流れ込んできており、彼らに対する住居の手当てが間に合わないとのことでした。
それゆえにムンバイの地価や家賃は高騰しており、住居が無い人たちはスラムに住むしかないとのこと。
50%以上の人々がスラムに住む一因がそこにあるのでした。
ムンバイは海に突き出した半島のようなところ。
私は地価の高騰など同様の現象をもつサンフランシスコのようなイメージを持ちましたが、マニックはむしろニューヨークに近いと説明をしてくれました。

食事の後、ムンバイの新しい商業団地である Bandra Kurla Complexへと連れて行ってくれました。
ムンバイは前述の通り、狭い半島のようなところに発展した町であり、広がりを求めることが困難であるため、ムンバイの北に新しい商業団地??を政府がつくったとのことです。
確かに最近創られただけあり、ムンバイ中心地の古いイギリス調の建物とは異なり、非常にモダンなビルが立ち並んでいます。

その後、その周辺の街で食事を取りましたが、とてもひどい混雑。Suburbanと呼ばれるムンバイの郊外には多くの人が四方八方から集まるため、ものすごい混雑となるようです。

マニックの娘さん(3歳)に持ってきたプレゼントのキティちゃんのランチボックスを渡すと、大喜び。キティちゃんはインドでも大人気だということです。
知らなかった。キティちゃんは世界中でものすごい強力なブランドを持っているんですね。

マニックにホテルまで送ってもらい、別れました。何か困ったことがあったとき、相談をするように言われ、非常にありがたかったです。
ビジネスにはやはり人。特によい友人がいることは本当に心強いと感じました。