生徒さんの作品をご紹介します!
こちらは、臨書の課題です。
※臨書とは
【臨書でのポイント】
・始筆
筆の入り方、形、太さ
・送筆
線の長さや太さ、角度(右上がり、水平、右下がり)
・終筆
線の終わりはどのような形か(止め、はね、払い)
なんとなく書くのではなく、一画一画手を止めて手本をよく観察しながらゆっくり丁寧に、書いてみましょう。
書き終わりましたら、手本と見比べながら、
ご自分の書いた字を見直してみてください。
・文字全体のバランス(文字の大きさ、線と線の距離感、余白部分など)
・強調的に書かれている部分(大きさ、長さ、太さ、形など)
・文字の外形(正方形、縦長の長方形、横長の長方形、三角、丸、台形など)
手本とご自分が書いた字の違いを認識し、次回書く時に改善する事で上達していきます。
「臨書」という練習法は、より深みのある魅力的な線質や字形が書けるようになります。
臨書から学んだことが目に見えて現れるようになるには時間がかかりますが、多彩な表現力を身につけて、必ず創作の幅が広がると思います。
継続は力なり
私も臨書を続け、日々学んでおります。
教室では、生徒さんの上達に合わせて
楷書→行書→草書と進んでいきます。
(はじめは、楷書のみ1枚を仕上げて提出→同じ課題の楷書と行事の2枚を仕上げて提出→同じ課題の楷書、行書、草書の3枚を仕上げて提出。)
草書まで進み、希望制で臨書の課題
(※師範免許取得希望の方は、必須)も学べます。
荒舩 恵心