今日は、臨書をしました。


臨書とは⁇
お手本を見ながら書くことです。
お手本とは基本的に古典作品のことを指します。
古典作品をお手本として書を学ぶことを臨書といいます。

「臨書」という練習法は、より深みのある魅力的な線質や字形が書けるようになります。

臨書では、中国の王義之(おうぎし)をはじめ、欧陽詢(おうようじゅん)、虞世南(ぐせいなん)、褚遂良(ちょすいりょう)、顔真卿(がんしんけい)や日本の空海などの素晴らしい書物を残した方々の書をお手本にします。


臨書をするための題材〈古典名品〉

・楷書
九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい) 
孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)など

・行書
集王聖教序(しゅうおうしょうぎょうじょ)
蘭亭序(らんていじょ)など

・草書
十七帖
書譜(しょふ)など

・隷書 れいしょ
乙瑛碑(いつえいひ)
曹全碑(そうぜんひ)など

・篆書 てんしょ
泰山刻石(たいざんこくせき)
石鼓文(せっこぶん)など

・かな
高野切第一種(こうやぎれだいいっしゅ)
高野切第三種(こうやぎれだいさんしゅ)など




在之
筍動
及盤







臨書から学んだことが目に見えて現れるようになるには時間がかかりますが、多彩な表現力を身につけて、必ず創作の幅が広がると思います。





荒舩 恵心