ラマダンなうです。

今、ムスリムの人は断食(プアサやファスティングといいます。)をしています。
かくいう僕は、インターン中に体重を増やすと決意し、3食がっつり食べています。

ラマダンというだけで経済活動にもいろいろ影響がでてきます。
ここでは僕の身近で起きている変化を紹介したいと思います。

①ごはんが少ない
朝食、昼食をいつもの時間帯にとる人が相対的に減るので
レストラン側も配慮してあんまり量をつくりません。
ということで、ランチの時間帯を逃すと
なかなか食べ物にありつきにくかったりします。
僕はジャカルタ中心部で活動していて、
ムスリムの方以外も比較的たくさんいる場所なのでそこまで困りません。
ただ、どうやら、おおっぴらにレストランもオープンしてはいけないらしく
形だけどのレストランもカーテンをしています。本当に「形だけ」やけど。

②断食してる人の昼過ぎの生産性が低下する
職場でもわかりますが、周りの話を聞いているとそれ以上に
インフラ関係に従事してる人の生産性の低下が著しいらしいです。
顔死んでおじちゃんの乗り物は避けるように注意したいものです。
プアサに挑戦してみた日本人の方の話を聞いていると
飲み物を飲めないのがかなりつらいとのこと。


③18時前の道路がすごいことになる
日本のお盆の高速道路が日常茶飯事、
交通渋滞が転職理由になるほど、
世界有数の混みっぷりを誇るここジャカルタですが、
ラマダン時期の18時前の渋滞はさらにすごい。
ビルから道路を拝むと車、もう動いてない。
$Dari Jakarta

18時以降、断食が明け、みなさんブカプアサといわれる「朝食」をとります。

Dari Jakarta

Dari Jakarta

断食明けに飲む一杯はきっと、仕事終わりのビールに勝る味でしょう。

こんな感じでインドネシアの経済活動に
多大なる影響を与え続けるラマダンですが、決して他人ごとではありません。

「ラマダン」という言葉もそこまで普及してない日本にも、
インドネシア人をはじめ、イスラム教徒の方が日本にもたくさん住んでいる。
学校や職場、公共の場で、
私たちはどれだけ「ラマダン」中の人に気配りできてるでしょうか?

日本とインドネシアは国交樹立55年を迎えます。

経済や文化で近くなってるけれどもっと近づくためには
今一度「宗教」の敷居をなくしていかないとね。


テリマカシ


昨日アメリカ領事館主催のThe Land of 5 Towers"という
インドネシア・アメリカでベストセラーになった作家のトークショーに参加しました。

まず驚いたのが会場の内装

$Dari Jakarta-pic4

$Dari Jakarta-pic2

TEDできます。

お金と手間のかけ方がケタ違いです。
アメリカの文化紹介の施設なんですが
ここからもアメリカがいかに
インドネシアに力を入れているかが見受けられます。
「クールジャパン」っていうならこれくらいやんなきゃね。

インドネシア語がメインだったので
要所要所しかつかめない部分もありましたがざっくりいうと著者の自伝でした。

伝統を重んじ、閉鎖的だとされてきたイスラム系の学校ですが、
最近は先進的な取り組みを行うものもでてきているそうです。

著者自身貧しい家庭出身にも関わらず、
アメリカへ奨学金で留学し、30代にして
ベストセラー作家としての成功を収めています。

話は変わりますが「パブロフの犬」をご存じでしょうか?
ベルを鳴らしながらエサをあげ続けると、
やがてベルの音だけで唾液がでるというあれです。
ここではベルが刺激で、唾液が反応です。

動物は刺激に対する反応をプログラミングされています。
調教で変更はできても自分では修正できません。

人間は刺激に対する反応を選択する自由があります。
ここで反応を自分の意思で選択することを主体性といいます。

トークショーを見て思ったのは
結局は自分の行動の責任を持って主体的に
周囲の環境から受ける刺激に対する反応を自分の価値観で選択した人が
その人なりの成功を享受できるのだろうということです。

6か月間海外で働いたからって、勝手に自分の中の何かが変わるわけではない。
受ける刺激がいつもと違う分、いつもより「選択」に敏感なだけ。


テリマカシ

水曜からラマダン(断食)がはじまりました。

以前バングラデシュでホームステイしてた際に
僕の周囲の人が日中何も飲み食いしてなくて
ごはんを食べるのも気を使った記憶があったので
けっこうかまえて昼も抜くくらいの気持ちでいたのですが
思ってたりも意外とみんな食べてます 笑
(もちろん昼間にモスクでお祈りしてる人もたくさんいます。)

ここジャカルタはムスリムの人以外にも、
クリスチャンや華僑系、その他にもいろんな人がいるので
もちろんいろいろな部分で影響はありますが
バングラデシュや田舎と比べてその辺が寛容らしいです。
また、インドネシア人=ムスリムというわけではなく、
地域によって信仰の対象は異なります。

宗教はもちろん、民族、言語、食べ物などなど
インドネシアは多様性溢れる国です。
地域によって宗教も異なります。

個人的な価値観として多様な方が好きです。
みんなが同じような服を着て、同じようなものを食べて、
同じような嗜好しかない同質な社会ってつまらないし、
人としての個性がなくなると思うからです。

しかし、コミュニティの多様性が増すにつれ、
実は同質化も進行してるのではないかと感じます。

経済が顕著で最近はどの国に行っても
大概スタバでi padをいじってる人を見つけることができます。
各国のスタバの写真だけ見てもなかなか
国まではわからないのではないでしょうか?

急速なグローバル化が進む21世紀、
世界は知らず知らずのうちに
均質に変容しているのではないでしょうか?

まるで絵の具の色が混ざり合って、
やがて単一色に帰着するように

世界のどこに行っても同じ製品が買え、
サービスを受けらえるのは機会の不平等を是正できる。

同時にそのコミュニティ
「ならでは」の特色も消してしまう危険性がある。

何を統一して何を別々に残すべきなのか?
決まった答えはないけれど
自分なりの答えを探す6カ月にしたい。

*きょうのごはん
Dari Jakarta-food3

Dari Jakarta-food4
インドネシア版「ほかべん」です。
写真はから揚げ弁当です。
形は少し違いますが味は日本のものと大差ありません。
ラマダンメニューやデリバリーのサービスも充実しています。


テリマカシ