一年で最も夜が長く、静けさが深まる冬至。
2025年の冬至は、ただの季節の節目ではなく、人生の流れそのものを切り替える力を秘めた冬至点として、特別な意味を持っています。
先日も記事で取り上げましたが、今回は願いごとを確実に叶えるための願い方に焦点を当ててお伝えしたいと思います。重複する点もありますが、よろしければお付き合いください。
2025年の冬至点はいつ?
2025年の冬至点(太陽が黄経270度に達する瞬間)は、
2025年12月22日 0時03分(日本標準時)
日付が変わった直後、深夜の静寂の中で迎えます。
この瞬間、太陽は一年で最も南に位置し、ここから再び少しずつ北へ戻り始めます。
つまり冬至点とは、
「光が減り続ける流れが終わり、増え始める方向へ反転する一点」
なのです。
今年の冬至点が特別な理由
冬至は古来より「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれ、陰が極まり、そこから陽が生まれる再生の始まりと考えられてきました。
2025年は、多くの人にとって激動の一念だったのではないでしょうか?
・価値観の揺さぶり
・人間関係の見直し
・生き方の再定義
が起こりやすい年でした。
だからこそ今年の冬至点は、
「もっと頑張るための日」ではなく、「無理をやめ、本来の方向へ戻るための日」として強く働きます。
動けなかった時間、迷った時間、立ち止まった感覚。
それらは失敗ではなく、光へ向かうための暗闇。
冬至点は、それらすべてを肯定し、
「ここからは、自然な流れで進んでいい」
と静かに背中を押してくれる瞬間なのです。
冬至点で願いごとを確実に叶える願い方
冬至点での願いごとは、一般的な「お願い」とは少し違います。
大切なのは、強く願うことではなく、正しい形で意図を置くこと。
・まず、静かな時間をつくり、小さな灯りをともします。
キャンドルや間接照明で十分です。
そして深呼吸をして、こう心の中で宣言します。
「ここまでの流れで、もう必要のないものを手放します」
不安、我慢、無理な期待。
それらを一度手放し、心に余白をつくることが最初の鍵です。
・次に願いごとを設定します。
このとき重要なのは、
「〜になりますように」ではなく、
「すでにその状態を生きている形」で表現すること。
たとえば、
・私は安心して日々を過ごしています
・私は自分を大切にしながら人と関わっています
・私は必要な豊かさを自然に受け取っています
願いは1〜3個まで。
少ないほど、意図は澄みます。
・最後に、こう締めくくります。
「この願いは、最善の形で、最善のタイミングで現れます」
・そして、あとは手放す。
冬至点の願いは、執着しないことで、現実の流れに静かに組み込まれていきます。
冬至点に一緒に瞑想と願いごとをしてみたい!という方は、さとうみつろうさんという作家/YouTuberさんが冬至などの節目に瞑想の配信をしていらっしゃるので、よろしければご覧ください。
瞑想配信動画のURLはまだ出ていないので、願いごとの叶え方の動画をご紹介します。
まとめ ― 冬至点は魂のコンパスを合わせる日
2025年の冬至点は、
・光が生まれ直す瞬間であり
・人生の方向を静かに定める節目
・願いを「叶える」より「定着させる」タイミング
大きな行動は必要ありません。
ただ、正直に、静かに、
「私はどんな光のほうへ進むのか」
それを心に決めるだけで十分です。
この冬至点が、あなたにとってやさしく確かな再出発の合図となりますように。



