松戸からの移籍車が鎌ヶ谷にも登場するなど、3営業所間での動きが多かった印象だ。

 

車両増減(24/1~24/6)

松戸営業所

増:3344·3345·3346·3347·3348·3910

減:3047·3048·3049·3050·3051·3052·3056·3424·3991

東松戸病院の廃止に伴うシャトルバス新設のため、鎌ヶ谷から1903号車が移籍。マイクロ貸切車が4台体制となった。

▲元は習志野2902号車。後に鎌ヶ谷1903号車となっていた。新京成バス3社を経験することに。

例年通り大型新車の導入も継続され、LKG代が消滅となった。

 

 

鎌ヶ谷営業所

増:1303·1304·1740·1956

減:1031·1047·1400·1732·1903·1951

船橋バス出身の1400号車が除籍。これにより船橋バス時代の車は全滅となった。

松戸から1303,1304号車の2台が移籍。その他、1729号車が貸切兼用車の1925号車に改番となった(バスビジョン上では、前述の1304号車が貸切兼用1903'号車となったため元の車番に戻っているが、実車ではそのような動きはない)。

▲船橋エリアに続々と移籍する松戸カラー。

また、1047号車が何らかの事故により損傷。H27年式と新しかったのだが、復帰願わず廃車。元々少数陣営だったMP38は3台に。

▲特定輸送で活躍した1951号車も除籍。銀色を踏襲した1956号車が代替で投入されている。

 

習志野営業所

増:2032·2033·2743·2744·2758·2759

減:2024·2305·2707·2714·2754·2756

経年車を差し置いてミディからも除籍が発生した点が特筆される。

▲エアロミディからの除籍第1号となった2714号車。

代わりに鎌ヶ谷·松戸からのエルガミオ移籍など中型車のバリエーションが増える結果に。

▲最早手を加えられずに運用入り。

昨年度から引き続き、松戸の大型車移籍が行われた。習志野の看板も無く、ほぼそのままの姿で走っている。

 

ダイヤ関連

松戸新京成バスでは、松戸羽田線の運休が特筆される。新京成電鉄の消滅もあり、新京成高速バスという名称は消滅か。他に深夜バス全廃や、4B系統の新東京病院経由三矢小台団地行きの廃止、16系統の市立東松戸病院(現:高塚新田)行きの廃止があった。また、3月で閉院した市立東松戸病院跡地から、市立総合医療センターへのシャトルバスが新設された。

船橋新京成バスでも乗務員不足等による減便が行われた。

▲コロナと乗務員不足で結果を残せずに一旦休止に。この看板も撤去されてしまった。