2024年2月より東京BRTがHARUMI FLAG方面へ延伸。BRT7系統が新設された。

▲新しくなった路線図。国際展示場から東京ビッグサイトに点線が。一体何を意味する…?

 

新設されたBRT7系統は赤色で示される。新橋からはるみらい、晴海ふ頭公園を経由しHARUMI FLAG(晴海五丁目ターミナル)へ到達する。他系統と並走する区間もあるが、勝どきBRTは通過する。また平日朝には、晴海ふ頭公園を通過する快速も設定されている。この他BRT1系統の豊洲市場前方面からの便も設定された。

▲HARUMI FLAGは晴海五丁目ターミナルという名前も持つ。

 

筆者は開業1週間程たった11日に訪問。

新橋で晴海方面(晴海BRTターミナル方面を指している)表記と間違えそうになるので注意。日曜日中に乗車したが、乗客は私含め4人。しかしHARUMI FLAG自体まだ開発途中のため、これから化けるであろう路線だ。

 

晴海埠頭に入ると都バスと並走しながら、埠頭の南へ。窓に目をやると建設中の高層マンションや、小・中学校が。下の写真バスすぐ左に写る建物が小・中学校。

▲はるみらい~晴海ふ頭公園。高層マンションが建設中。

 

晴海ふ頭公園を出ると都バスと左右分かれる。現在は都バスが晴海埠頭、BRTがHARUMI FLAG(晴海五丁目T)と終点がそれぞれ異なるが、HARUMI FLAGには都営バスのバス停が用意されている※1

 

終点のHARUMI FLAG(晴海五丁目ターミナル)。前述した通り現在はBRTが占拠している。

ターミナル内にはBRT用の乗り場があるが2月現在工事中となっており、屋根がない簡易的な乗り場を使用している。工事中のバス停を見ると2つ設置されている。これは新橋方面と豊洲市場方面で分かれるためと思われる。

▲いずれこの乗り場にBRTがやってくることになる。

 

大幅な遅れをとりつつも、無事延伸を続ける東京BRT。路線図の意味深なビッグサイトへの点線、東京駅方面への延伸計画などまだまだ話題が尽きない。一方中古車(R173号車)の今後や※2、連接車増備の計画など課題もある。東京BRTのこれからに注目だ。

 

※1:都営バスのバス停名は"晴海五丁目ターミナル"。

※2:当初BRTの本格運行時、単車は全て水素車にする予定とされている。R006~R008号車も同様に今後動きがあるかも。