難解医療用語辞典 (25)■潰瘍 【かいよう】


病院の中で使っている言葉は、患者さんや家族にとってはとても分かりにくい専門用語があります。言葉そのものは簡単でも、日常生活で使う場合と意味が異なるものもあります。
医師が一生懸命説明しても、後になって「そのような説明は聞いていない」「聞いた内容と違う」などの問題が起きることがあります。あるいは、「何か分からないことがありますか?」と尋ねても、「はあ(何を言われたかが分からず、何を聞けばよいかもわからない)」といった場面もあります。
そのギャップを埋めるために、わかりやすい言葉できるだけ多くお伝えしたいと思います。

(25)■潰瘍 【かいよう】
粘膜や皮膚の表面が炎症を起こし、ただれて崩れ落ち、内部組織にまで傷が及ぶこと。
物理的あるいは化学的な刺激、胃・十二指腸潰瘍ではストレスなどの心理的な原因でも生じる。同じようにしてできた傷でも、浅い場合は「糜爛」という。
「潰瘍」は、病気の名前ではなく状態を表す言葉であるが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、その位置や原因によってそれぞれ固有の名前で呼ばれるものもある。

                          (徳洲新聞より引用)