放射線科では、PACSを導入して丁度1年になりました。

PACSとは画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication Systems)の略称です。

レントゲン写真などをフィルムで焼き付けるのではなく、コンピュータにデータとして保存します。

そして、病院のなかであればどこでもその写真をみることができる機械です。

 

なにが便利というと、画像はサーバーという大きなコンピュータに入っていますから、病院の中なら、院内ネットを介してどこからでも画像を見る事ができることです。

「この患者様の経過はどうだったかな?」と思っても、今までなら写真を倉庫から取り寄せシャウカステンという機械でみないといけませんでした。それが、病棟や診察室のコンピュータですぐ見られるのです。

 

写真の現像の必要がなくなりましたら、検査をしてから診察までの時間も短くなったこともとても良かったと思います。

また、フィルムを運ばなくても良いので、これもちょっとですが、時間の短縮になっていますね。

 

運ぶといえば、フィルムは案外大きくて重くて運ぶのに一苦労です。

ちょっとしたミカン箱一杯にフィルムを詰めたら、何百kgという重さです。

これが全部コンピュータに入る訳ですから、とても楽になりました。

 

 とても便利な機械ですけど、機械ゆえに故障なども起きます。

末永く使っていけるように、大事に管理していきたいと思います。
 

「放射線科の人」