冬特有の厄介者 静電気

乾燥した冬場は静電気が発生しやすくなります

静電気が発生する主な原因

①乾燥 ②摩擦 ③剥離(はくり)

 

①乾燥

・湿度が低いと…発生した静電気が大気中に流れにくくなり、物体の表面にとどまり帯電します。

・湿度が高いと…大気中の水分が多くなり、電気を通しやすいため、発生した静電気は大気中に流れます。

 

湿度管理が重要!

一般的な家庭では室内湿度 5060% くらいが理想的です。湿度の上げすぎは、結露やカビ、食物腐敗などの原因になりますので注意しましょう。

②摩擦

静電気は動かない物質には発生しません。動くことにより物体同士が摩擦しあうと、その接触面で静電気が発生します。

例) 歩いたり動いたりするだけで、体と衣服は摩擦をおこしています。

③剥離(はくり)

剥離(物が離れる)の際にも静電気が発生します。

例)重ね着した衣服を脱ぐとき、衣服同士が引き離されて静電気がおこります。

身近な発生例

●ドアの金属把手に触れたとき

靴と床面の摩擦で発生した静電気が人体に移り、金属の把手に触れたとき放電するためです。

対処法

・室内の湿度を高める。

・把手に布カバーをかけておく。

・静電気をおこしにくいカーペットや床材を使う。

 

●自動車に触れたとき、鍵を鍵穴に入れたとき

自動車座席と衣服が擦れて静電気が発生して帯電し、それが車体を通して放電するためです。

対処法

・湿ったハンカチ、タオルで車のボディの金属部分に触れながら降りる。

・鍵をドアノブに接触させてから握る。

●髪をとかすとき

髪の毛の乾燥が大きな原因です。髪をとかすときのブラシと髪の摩擦や、髪同士の摩擦により発生します。

対処法

・髪の毛に少し湿り気を与え、毛先から少しずつ優しくとかす。

・カラーやレイヤーを入れすぎたヘアースタイルは避ける。

・プラスティック性のブラシを避ける。

衣類の組み合わせ

衣類の繊維にはプラスに帯電しやすいものと、マイナスに帯電しやすいものがあります。性質が離れているものを組み合わせて着ると、帯電量が大きくなり、静電気が発生しやすくなります。


 
 マイナスに帯電しやすい・帯電しにくい・プラスに帯電しやすい

アクリルポリエステルフリース綿レーヨンナイロンウール

 

Point

重ね着するときには、性質の近いものや帯電しにくい繊維を組み合わせましょう。

合成繊維は避け、麻・綿・革・絹など天然100%の素材がおすすめです。

 

★フリースやナイロン、アクリル、ポリエステルなどの素材は電気を通しにくく、体内に静電気をためこみやすくなります。

★フリース×ウールの組み合わせは静電気がおきやすいので要注意!