ノロウイルス(感染性胃腸炎)

 

■ノロウイルスとは

ノロウイルスとは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種です。

感染力が強く、ごくわずかでも体内に入れば感染します。

細菌よりもずっと小さく、電子顕微鏡でなければ見ることができません。

■感染の原因は?

・汚染された食品や二枚貝

・感染者を介して、汚染した食品などを食べた場合

・感染者の嘔吐物や便など

・手すり、ドアノブなどからの二次感染

 

■流行について

発生は1年を通して見られますが、11月~翌年の4月にかけて流行します。

特に保育園や小学校など、子どもが集団生活を送っている施設で感染が拡大しやすい傾向があります。

■感染してしまったら

症 状  吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・軽度の発熱

潜伏期間 数時間~2日程度

健康な人なら12日で回復しますが、体力が低下していたり、高齢者や子どもなどは重症化することもあります。

特効薬などはなく、整腸剤や吐き気止めなどの対症療法が中心です。

脱水症状と体力消耗を防ぐため、水分と栄養の補給を十分に行いましょう。

■嘔吐物や下痢便の処理

嘔吐物や下痢便には、ウイルスが大量に含まれます。

二次感染を防ぐためにも、使い捨てのマスクや手袋などを使いましょう。

 

塩素系漂白剤を使用する場合

・眼鏡かゴーグルをする(塩素系漂白剤は目に入ると失明の恐れも!)

・マスクをする ・エプロンをする ・ゴム手袋をはめる

●便や嘔吐物が付着した床や衣類、トイレなどの消毒

濃度0.1%(1000ppm

  500mlの空のペットボトルを用意。

  ペットボトルキャップ2杯の漂白剤を入れる。

  そこに水をくわえ、全体を500mlにして出来上がり。

 

●おもちゃ、調理器具、直接手を触れる部分の消毒

濃度0.02%(200ppm

  2Lのペットボトルを用意。

  ペットボトルキャップ2杯の漂白剤を入れる。

  そこに水を加え、全体を2Lにして出来上がり。

 

処理の手順

  1. 消毒液に浸した新聞紙で嘔吐物を取りのぞき、次にタオルで拭く。
  2. ふき取った新聞紙やタオルはビニール袋へ入れ、口を縛る。
  3. 汚物などの袋と、使用したエプロンや手袋をさらに別の袋に入れ、

しっかりと口を縛る。

  1. ふき取った場所は消毒薬に浸したタオルなどで10分程度覆い、

最後に水でよく拭いておく。

 

 

■最も重要な予防法は「手洗い」

・帰宅時

・調理や食事の前

・トイレに行った後 など

アルコール消毒は、ノロウイルスには効果が低いです。

石けんを十分泡立てて、念入りに手洗いしましょう。