難解医療用語辞典 (16対症療法 【たいしょうりょうほう】  

病院の中で使っている言葉は、患者さんや家族にとってはとても分かりにくい専門用語があります。言葉そのものは簡単でも、日常生活で使う場合と意味が異なるものもあります。

医師が一生懸命説明しても、後になって「そのような説明は聞いていない」「聞いた内容と違う」などの問題が起きることがあります。あるいは、「何か分からないことがありますか?」と尋ねても、「はあ(何を言われたかが分からず、何を聞けばよいかもわからない)」といった場面もあります。

そのギャップを埋めるために、わかりやすい言葉できるだけ多くお伝えしたいと思います。

 

16対症療法 【たいしょうりょうほう】
 病気によって引き起こされている痛みや、発熱などの症状を軽減するために行う治療のこと。病気そのものの原因を取り除くものではない。たとえば、風邪の場合に解熱剤(熱冷まし)や咳止めなどを処方することがあげられる。対して病気そのものや、その原因を治すことは「原因療法」と呼ばれる。

 読みの音だけだと「たいしょりょうほう」とも聞こえるため、「対処療法」と思っている人も多いが間違いである。

 

 
                          (徳洲新聞より引用)