手足口病流行中!!

乳幼児の口内や手・足に水疱のような発疹が現れる感染症『手足口病』が全国的に流行しています。7月30日までの調査では、一定医療機関あたりの患者数は11人で警報レベル(5人)を大きく上回っており、1982年の調査開始以来最多の報告数です。(国立感染症研究所まとめ)

神奈川県でも、7月11日~17日の定点医療機関あたり平均患者数が7.12人、川崎市 14.97人、横浜市 8.56人となっています。

今年は例年と異なり、『コクサッキーA6』というウィルスが流行の主流です

発疹は、5~10㎜で例年(2~3㎜)より大きく、手や足だけでなく腕や太ももにも生じます。発症初期に高熱が出ることもあります。

このウィルスによる手足口病に罹患したあと、治った数週間後に爪が浮き上がって剥がれたり変形した事例が報告されています。

手足口病は、主な症状が改善したあとも長期にわたって鼻汁や糞便にウィルスが排出されます。また本症の大部分は軽傷疾患(いわゆる夏かぜ)であり、急性期の登園登校停止は不要です。(休むかどうかは、本人の状態で判断する)

大人も感染する可能性はありますが、不顕性感染を含めすでにウィルスの感染を受けている場合が多いので、成人での発症はそう多くはない。

手足口病について

【原因となるウィルス】

主に、コクサッキーA10およびA16、エンテロウィルス71.流行医の中心となるウィルスはその年によって異なる。手足口病に罹患すると免疫が成立するが、異なった血清型のウィルスには感染する可能性がある。

【感染経路】

経口感染(便中に排出されたウィルスが口に入って感染すること)、飛沫感染、接触感染。

【潜伏期間】3~7日(3~4日が多い)

【症状】口の中、手のひら、足底や足背に2~3㎜の水疱性発疹。

   発熱は約3分の1に見られるが、あまり高くならないことがほとんど。

   ほとんどの発病者は数日間に治る。

【合併症】下痢。まれに髄膜炎、脳炎などの中枢神経系の合併症。

    ※発疹の初期2~3日の症状の変化に注意。

    元気がない、頭痛、嘔吐、高熱が2日以上続く場合は要注意!

【感染予防】☆ウィルスは口内や便中で増えるため、感染した人の鼻汁や便、

咳やくしゃみなどで感染する。

⇒手洗いをしっかり行う。タオルの共有はしない。便(おむつ)の処理 を適切に行う。