*足のトラブル 下肢静脈瘤*

 

「あれ?足の血管がポコっと浮き出てコブのようになっている」

…それは下肢静脈瘤かもしれません!

どんな病気?
足の静脈に血がたまって血管が拡がり、浮き出てデコボコとコブができているようにみえます。よくおこる血管疾患のひとつとして知られています。

【症状】

個人差はありますが、むくみ・だるさ・冷え・かゆみ・湿疹・こむら返りをおこすなどの症状があります。初期症状は分かりにくいことが多く、自覚症状がない人もいます。

進行すると静脈の炎症や血栓ができ、痛みを感じます。

血液がたまることで皮膚に栄養分が届かなくなり、皮膚炎や湿疹など皮膚への影響もでてきます。

重度になると、色素沈着や潰瘍になってしまいます。これは静脈が異常に腫れて簡単に出血してしまうことや、皮膚が弱くなるためおこります。

【原因】

静脈が心臓に血液を戻す働きをする際、血液が逆流するのを防ぐために逆流防止弁というものがあります。逆流防止弁に異常が現れると、下肢静脈瘤はおこります。


☆逆流防止弁異常の原因は?

運動不足や立ち仕事で血液が足にたまって血管に負担がかかり、弁機能の低下や、弁が壊れてしまうことがあります。加齢も原因のひとつにあげられますが、遺伝などで異常がある場合もあります。

【予防のポイント 血液がたまらないようにする】

☆運動不足の人…足の筋肉を動かす

○自転車をこぐ

○散歩をして歩く距離を増やす

☆立ち仕事が多い人…血液が心臓に戻りやすくする

○足を高くして休憩

○寝るときは膝下に座布団などを置いて、足を高くする

☆運動する時間がとれない、休憩中に足を上げられない人

*椅子に座ったままでもできる運動*

つま先を上げ下げして、ふくらはぎを張ったりゆるめたりします。


命に関わる病気ではありませんが、間接的に他の病気へ影響を及ぼすこともあります。また、放っておくと悪化してしまうので、炎症による痛みなどがでる前に医療機関にかかるようにしましょう。