難解医療用語辞典 (3エビデンス 【evidence


病院の中で使っている言葉は、患者さんや家族にとってはとても分かりにくい専門用語があります。言葉そのものは簡単でも、日常生活で使う場合と意味が異なるものもあります。

医師が一生懸命説明しても、後になって「そのような説明は聞いていない」「聞いた内容と違う」などの問題が起きることがあります。あるいは、「何か分からないことがありますか?」と尋ねても、「はあ(何を言われたかが分からず、何を聞けばよいかもわからない)」といった場面もあります。

そのギャップを埋めるために、わかりやすい言葉できるだけ多くお伝えしたいと思います。

3エビデンス 【evidence
 英語のエビデンスを日本語に訳すと、「証拠」や「根拠」となる。医学用語では、ある病気やケガの症状に対し、この治療法がよいといえる科学的根拠を指す。
 医学の進歩により、薬や治療法の選び方が以前とは異なってきている昨今。「エビデンスのある薬」、「エビデンスのある治療」とは、研究によってよく効くと確かめられている薬や治療方法だと考えてよい。
 医師の個人的な経験や勘ではなく、実際に多くの患者さんに対して行った研究などの科学的データに基づいて行うのが近年の医療。治療方法だけでなく、医療全般が対象となっている。




                          (徳洲新聞より引用)