1月21日にDEENのカバーアルバムがリリースされました。
ちょ、山根さんw
まず目に飛び込んでくるのが、このインパクトのあるジャケット。
ARUMANA氏による描き下ろしで、in Cityシリーズの中でも
ひときわ主張が強い。思わず「今回はそう来たか」と声が出る。
in Cityシリーズ(と言っていいのか?)は、オリジナル2作にカバー2作(本作を含む)の全4枚。
そのうち3作が公式に「シティポップ・アルバム三部作」
とされているが、今回は明確に“ロック”だ。
実際に聴いてまず感じるのは、ベースの存在感。
DEEN全作品の中でも、過去最高レベルでボンボン鳴っている印象がある。
アレンジ面では、オリジナルのギターリフやドラムビートをしっかり活かしつつ、
随所にDEENらしい柔らかなコード進行やハーモニーが差し込まれる。
80年代ロックへのリスペクトと、現代的で都会的な再構築が見事に融合していて、
単なる懐古では終わらない「新しいロック体験」として成立している。
リリース日にYouTubeで語られていた言葉も印象的だった。
「先人の作品は、うまくJ-POPに落とし込んでいる」という発言に対して、
「いやいや、かなり尖ったサウンドやってるでしょう」
というツッコミが入っていたのを覚えている。
実際に聴いてみると、大人のためのロック・アンソロジーを
DEEN流の“都会的ロック”として再解釈できている、
というのが率直な感想だ。
とにかく、すごく in City。
80年代当時とは違い、こうしたロックが自然に受け入れられるほど、
日本のリスナーの耳が成熟したということなのかもしれない、とも感じた。
正直に言えば、カバーアルバムを聴くたびに「また池森秀一のカラオケ大会か?」
と、内心ツッコミを入れる準備をしてしまう。
でも、毎回ちゃんと“DEENの作品”として成立している。
※「池森が歌えばDEEN」という単純な話ではない、という前提の上で、だ。
これが成立する理由の一つは、池森秀一自身が、これらのカバー曲を若い頃に
“リアルタイムで通過してこなかった”からなのかもしれない。
思い入れが強すぎない分、フラットな視点で再構築できている。
そのうえで、もちろんオリジナルのロックサウンドへの敬意はきちんと払われている。
個人的な願いを言えば、田川さんが在籍していた頃に「星空の下のディスタンス」を、
この路線でやってほしかった。3人での掛け合い、聴いてみたかったな、と。
総じて――
【DEENが提示した「大人のための、尖りすぎないロック」の最適解】
そんな一枚だと思う。






































































